「TIF2022」2日目が終わり最終日へ、チェアマン長濱ねる「ステージに懸ける強い思いにグッときます」

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8月5日から7日にかけて東京・お台場青海周辺エリアにてアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」が開催されている。これに合わせ、「TIF」のチェアマンを務める長濱ねるが音楽ナタリーの取材に応じた。

長濱ねる

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2010年にスタートし、国内最大のアイドルフェスへと発展を遂げた「TIF」。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により初のフルオンラインフェス、昨年は有観客とオンラインのハイブリット型として開催時期を8月から10月に移して行われた。そんな中、今年は3年ぶりの真夏の開催が実現。お台場青海周辺エリアに設置された計8つのステージを舞台にアイドルたちによるライブやトークが繰り広げられている。

長濱ねる

昨年より「TIF」のチェアマンを務めている長濱は、「今年はより近く、より熱く、チェアマンとして参加できている気がします。去年は10月の開催だったんですけど、今年は8月ということで、観客の皆さんもアイドルの皆さんも“TIFが戻ってきたぞ感”を感じているのが伝わってきました。去年は初日が台風で中止になり、コラボステージや『TIF』での初ステージがなくなってしまったというアイドルさんもいらっしゃって。そのリベンジのステージも今回たくさん実現しましたし、『TIF』に懸ける思いが強い方のライブを観るとグッときますね」と感慨深げにコメント。さらに彼女は、ここまでの2日間、ステージを回ってアイドルたちのライブを観てきた印象を、「アイドルの皆さんとファンの方が一緒にステージを作り上げている感じがあって。そのグループのファンの方だけじゃなく、初めてライブを観る方や次のグループのステージを待っている方も一緒になって拍手をして盛り上がっていて、本当に温かいイベントだなと感じています」と言葉に。コロナ禍の影響で声援などに制限がある状況が続いている中、「ファンの方の中には本当は一緒に歌いたかったり、歓声をアイドルさんに伝えたかったり、もどかしい思いをしている方もいらっしゃると思うんですけど、ステージに立ってみてわかるのは、表情や拍手の音などで、お客さんが楽しんでいることが演者側にしっかり伝わってくるということなんです。なので、そこは安心して、観客の皆さんには心の底から楽しんでもらえるといいなと思います」とアイドルファンへメッセージを語った。

ゴリエチアダンス部と踊る長濱ねる。

2日目昼のSMILE GARDENではガレッジセールのゴリ演じるゴリエが、踊りの苦手なアイドルたちとともにゴリエチアダンス部としてダンスパフォーマンスを披露。このステージの最後にゲスト参加し、出演者と一緒にゴリエの楽曲の一部を踊った長濱は「とても難しかったですね(笑)。皆さん何日間もずっと練習していたみたいで、その過程も込みですごくグッと来ました。ゴリエさんの『ダンスの楽しさを知ってほしい』という思いのもと、グループの垣根を越えて青春を過ごした皆さんのキラキラした雰囲気を、同じステージに立ってすごく感じました」とその感想を語る。また、今年の「TIF」でライブを観て惹かれたアイドルを聞くと、長濱は「#ババババンビさんのステージや、Task have Funさんのコラボステージ(Task have Funと阿部菜々実、大森莉緒、籾山ひめりによる“タスクアイドル”のステージ)を観に行きました。本当にスターがいっぱいいるというか、皆さん歌やダンス、お客さんに対するパフォーマンスが素晴らしすぎて、ライブを観るたびに毎回圧倒されちゃってます。自分たちで作詞や振付を手がけているグループも多くて、こんなにエンタテインメント性があるアイドルさんが多いんだと驚きました」と回答。好みのアイドルについての話題では、「アイドルという言葉のイメージ通りのかわいらしい妖精さんのような衣装や、パフォーマンスに目を奪われますね。楽屋裏でいろんなアイドルさんとすれ違うんですけど、皆さん衣装がかわいくて思わず見ちゃいます(笑)」と顔をほころばせた。

長濱ねる

最後に長濱は今後のアイドルシーンに期待したいこととして、「『TIF』にチェアマンとして参加して、こういった時間の記憶が日常に帰ったときのパワーになっているのを実感しました。きっとアイドルさんも、応援する皆さんも同じような感覚を持ってらっしゃると思います。私は自分たちでプロデュースして活動している方に惹かれるんですけど、自由に活動する姿でファンの方に希望を与えるアイドルさんがもっと増えると、さらにアイドルシーンが盛り上がるんじゃないかなと思いました。自由に好きなことをしても、アイドルさんが考えている以上にお客さんの皆さんは楽しんでくれると思うんです。バーチャルTIFのステージにバーチャルのアイドルさんもたくさん出ていらっしゃいますが、バーチャルとリアルの現実の垣根もなくなって、どんどん多様になっていくことを期待しています」とコメント。次世代のアイドルシーンに思いを馳せた。

なお2日目の「TIF2022」にはアイドルマスター シャイニーカラーズ、=LOVE≠ME≒JOY超ときめき♡宣伝部つばきファクトリーOCHA NORMAでんぱ組.incBiSGANG PARADEフィロソフィーのダンスまねきケチャわーすたらが登場。晴れ間がのぞく時間帯もありつつ、初日同様に過ごしやすい気温に包まれたお台場を熱く盛り上げた。メインステージであるHOT STAGEのトリを務めたのは、2017年の「TIF」でステージデビューした=LOVE。彼女たちは「ウィークエンドシトロン」「夏祭り恋慕う」などのライブの人気曲を次々に畳みかけたあと、デビュー曲「=LOVE」を披露し、5年のうちにメインステージのトリに抜擢されるまでに大きく成長したことを見せつけた。

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読者の反応

水湊みお #ババババンビ @minato__mio

#長濱ねる さんが #ババババンビ の名前を…!!!!!🥲😳🫣嬉しい…🥹
#TIF2022 https://t.co/fH0GB9thRX

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