星名美怜24歳、一面ピンクの空間で夢を叫ぶ

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11月2日に24歳の誕生日を迎えた私立恵比寿中学の星名美怜が、昨日11月10日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にてバースデーソロライブ「星名美怜ソロライブ-PINK DOLL HOUSE 4-」およびトークショー「星名美怜生誕トークショー ミレペントーク」を行った。

「星名美怜ソロライブ-PINK DOLL HOUSE 4-」の様子。

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「星名美怜生誕トークショー ミレペントーク」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)

エビ中は2016年より毎年メンバーの誕生日前後にバースデーソロライブを行っており、星名のソロライブも今年で6回目。2018年、21歳のソロライブからは「PINK DOLL HOUSE」というタイトルのもと、彼女の自由奔放な魅力が詰まったステージが展開されている。今年はトークショーとの昼夜2部構成で、1部の「星名美怜生誕トークショー ミレペントーク」には星名の親友でYouTuber、モデルとして活躍するそわんわんをゲストに迎えて楽しいトークが展開された。

ポーズを決める星名美怜。

星名美怜

2部のソロライブ「PINK DOLL HOUSE 4」は星名の“出席番号”にちなんだ7からのカウントダウン映像で幕開け。華やかなゴシックテイストの黒い衣装でステージに現れた星名はまず、彼女のハイトーンボイスの魅力が最大限に引き出されたエビ中のナンバー「PANDORA」を披露した。エビ中のレパートリーとしてすっかりお馴染みとなった椎名林檎のカバー「自由へ道連れ」では間奏に突然「撮影OKタイム」が設けられ、場内のミレリーズ(星名美怜ファンの呼称)は慌ててスマートフォンを取り出す。星名はステージ上をゆっくり左右に移動してポーズを決め、ミレリーズに笑顔を振りまいた。

「マヌカハニーがほっしーな!」と星名美怜。

アクア(水)を使わない斬新なアクアパッツァを作り上げた星名美怜。

「うわーめっちゃピンク!」と、フロアから2階席まで一面ペンライトでピンクに染まった場内を見渡し上機嫌の星名は、かつてお笑いコンビ・ニューヨークのラジオのゲスト出演した際に受けた「自己紹介のフレーズをえげつないものに変えろ」というアドバイスをここで実践。通常のフレーズ「あなたのハートがほっしーな!」を「マヌカハニーがほっしーな! マルジェラのブーツがほっしーな! ディオールの香水がほっしーな! Amazonの欲しいものリスト公開中、エビ中の出席番号7番の星名美怜です!」と即物的に欲しいものに変えて叫ぶえげつない自己紹介でミレリーズにアピールした。1部のトークでしゃべりすぎて喉がカラカラな星名は、こまめに水分を補給しつつ「紅の詩」「あなたのダンスで騒がしい」とエビ中ナンバー2曲をパフォーマンス。幕間にはcookpadLive「私立恵比寿料理専門学校」の特別編として、星名がレシピを見ずにアクアパッツァを作る様子がスクリーン映像で流された。アクアパッツァを知らない星名は悪戦苦闘の末それらしき料理を作り上げたが、アクアパッツァとは程遠いものに。味は悪くなかったようで、星名は「『星名パッツァ』としては合格です!」と自己採点した。

星名美怜

動画を撮影する星名美怜。

再びステージに登場した星名は、大好きなBLACKPINKの「How You Like That」をクールに歌唱。エビ中の「愛のレンタル」を挟み、さらにAdoの「うっせぇわ」、NANA starring MIKA NAKASHIMA「GLAMOROUS SKY」もカバーされた。「さあさあさあ後半戦ですよ! みんな思いっきり楽しんでいくしかないでしょ!」とフロアを煽った星名は、エビ中のハードなロックナンバー「イート・ザ・大目玉」を熱唱。最後はエビ中の「ハイタテキ!」で締めくくり、ミレリーズとの記念撮影やTikTok撮影を行ったが、星名は名残惜しみなかなかステージを離れようとしない。「23歳はめちゃくちゃ充実した1年で、自分とここにいるミレリーズみんなで1歩ずつ重ねてきたものが形になった1年だったなって。どこの現場に行っても、私を愛してくださっているファンの熱量はすごいと言っていただくことが本当に多いんです。みんなの声が今の私につながっています。いつもいつも私を支えてくださってありがとうございます!」とミレリーズへの感謝を述べた星名は、「願いは口に出したら叶うということで……最後に自分が今やりたいことを大きな声で言います」と宣言し、「ミュージカルがまたやりたい、ドラマに出たい、バラエティにもいっぱい出たい、モデルの仕事がしたーい!」と叫んだ。

星名美怜

「本当に名残惜しいんですけど……このへんで一旦、締めたいと思います」と思わせぶりな言葉を残してその場を去った星名。暗転したステージ上ではスクリーンにレシピを見ながらアクアパッツァを作る幕間映像の続編が流され、星名はアンコールの拍手を待たずしてステージに飛び出してくる。エビ中メンバーの名前が盛り込まれた「Family Complex」を1人で元気に歌唱したのち、ステージ中央に置かれたソファに腰かけた星名は、初めて1人だけで作詞したオリジナルソロ曲「微笑み」を初披露。「微笑み」は悩みもがいたコロナ禍の中でも同じ思いを共有するファンや仲間たちのことを歌ったバラードで、ミレリーズはじっくりと星名の歌に聴き入った。新曲披露の緊張から解き放たれた星名はさらにもう1曲、2013年に作られた最初のソロ楽曲「キミに39」を歌い、笑顔でライブを終えた。

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星名美怜ソロライブ-PINK DOLL HOUSE 4-
2021年11月10日 Zepp DiverCity(TOKYO)セットリスト

01. PANDORA
02. 自由へ道連れ(オリジナル:椎名林檎)
03. 紅の詩
04. あなたのダンスで騒がしい
05. How You Like That(オリジナル:BLACKPINK)
06. 愛のレンタル
07. うっせぇわ(オリジナル:Ado)
08. GLAMOROUS SKY(オリジナル:NANA starring MIKA NAKASHIMA)
09. イート・ザ・大目玉
10. ハイタテキ!
<アンコール>
11. Family Complex
12. 微笑み
13. キミに39

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