紅白リハ速報（1）Perfumeはデコラティブな衣装で勝負

「第61回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月29日よりスタート。会場の東京・NHKホールに出演アーティストが集まり、舞台のサウンドチェックとマスコミ向けの囲み取材が行われた。

この記事では、AAA、flumpool、西野カナ、FUNKY MONKEY BABYS、Perfume、植村花菜、水樹奈々、遊助のコメントを紹介する。

AAA

今年念願の紅白初出場を果たすAAA。初めてのリハーサルを終えた直後の囲み取材では浦田直也が「緊張の汗もありますし、いよいよきたなっていう感じの汗もかいてます」とコメント。当日の歌唱曲「逢いたい理由」をプロデュースした小室哲哉からTwitterで「おめでとう。観てるからね」とメッセージをもらったことも打ち明けた。また、本番の演出については「AAAといえば歌プラス何かあるので期待してほしいなと。衣装はキラキラな感じで、女性陣はきっとセクシーなんじゃないかな」とほのめかした。

flumpool

「去年、頭が真っ白になって歌詞を間違えてしまった」という山村隆太（Vo,G）だが、「今年はリハもバッチリでした」と報告。「今年はライブをたくさんして自分たちの届けたいことも強くわかってきたので、今年1年の感謝を歌に込めたいと思います」と、その意気込みを語った。

FUNKY MONKEY BABYS

今回の彼らのパフォーマンスには、東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手という強力な援軍が応援に駆けつける。田中投手は今回披露される「あとひとつ」のジャケットモデルおよびビデオクリップに登場して以来、先日仙台で行われたファンモンのライブに行き、メンバーとメール交換をしているという仲。ファンキー加藤は「ジャケットを飾ってくれた人が国民的歌番組を応援しに来てくれるっていうのはやっぱりうれしいですね」とニッコリ。こうした特別な演出があるだけに本番の衣装も気になるところだが、「あんまり野球感はないと思います」（DJケミカル）、「ケミカルだけはキラキラしてますよ」（ファンキー加藤）とコメントした。

西野カナ

先日紅白初出場が発表されて以来、さまざまな方面から反響があったという西野カナ。「地元の友達も喜んでくれて、改めて歌手なんだなっていうことを認識してもらえたっていうか（笑）」と柔らかい笑顔をみせる。多くの注目が集まる本番のファッションについては「この1年、CDのジャケットとかにバラをモチーフにしたものがすごく多いんですけど、今回も大好きなバラをいっぱい使ったワンピースになります。紅白にちなんで真っ赤。ネイルもあわせて赤です」と話し、赤いカラーにラインストーンが光る爪を報道陣に見せてくれた。

Perfume

まず2010年を振り返り、のっちは「結成10周年ということで初めてのファンクラブツアーをやったり東京ドーム公演をやったり、自分たち的にはとても攻めることができた1年だなと思います」とコメント。3度目の紅白リハを終えたあ～ちゃんは「『MUSIC JAPAN』でNHKホールには来てるんですけど、セットの奥行きとかがやっぱり“紅白さん仕様”なんですよね！」と興奮気味に語った。衣装については「キャラの強い感じの……」（のっち）、「エヴァンゲリオンみたいなね」（あ～ちゃん）、「ちょっとデコラティブな衣装になってて色が特徴的です。何色かはまだ言えないんですけど」（かしゆか）とそれぞれ説明した。

植村花菜

初出演にして話題曲「トイレの神様」を8分弱の長尺で歌唱する植村花菜。彼女はこれについて「ほんまにありがたくて、すごい決断をNHKさんがしてくださったので本当にとにかくうれしいです」と喜びを語った。また、歌を一番聴いてほしい人は誰ですか？ との問いには「おばあちゃんと言いたいところですけど、会場に母と姉が来てくれるので、2人に」と回答。なお今回の舞台は、いつものギター弾き語りスタイルではなく、ストリングスを使ったスペシャルバージョンで曲を披露する。

水樹奈々

2度目の出場にもなると余裕？ と聞かれ「いえいえ全然！」と答えた水樹奈々。「去年、大先輩の坂本冬美さんに緊張しない方法をうかがったんですけど『それは年々増してくるものなんだよ』と言われてしまいました（笑）」と話す。さらに今回は企画コーナーでAKB48とともに「Alright! ハートキャッチプリキュア」をパフォーマンスする水樹だが「私なんかが国民的アイドルの方々と並んでいいものかと（笑）。これからダンスのレッスンです」と謙遜していた。

遊助

去年は客席からの登場で驚かせた遊助は、今年も「会場全体が盛り上がるような感じです。あったかさはすごい出せると思いますよ」という演出を用意。そして「今年は特にライブでお客さんの前にたくさん出れたので、来年のツアーでも1人でも多くの前に出て、お客さんの近くに行ければ」と来年の意気込みを語った。

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