6月12日・13日の2日間にわたり東京・Shibuya O-nestにてライブイベント「スペシャ列伝 ~第八十一巻 鮭団(サーモン)の宴~」が開催された。
「スペースシャワー列伝」の10周年を記念して行われた今回の列伝は、スペースシャワーTVの新人発掘番組「クラブサーモン」とのコラボレーションで展開。
初日のトップバッターを務めたのは、16人編成の大所帯バンド画家。基本のバンドスタイルに加え、ディジュリドゥ、三味線、ジャンベなど多彩な民族楽器を導入した賑やかなセッションでオーディエンスを楽しませる。続いて登場したチャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカンは、ジプシーミュージックをベースにしたレトロなサウンドを響かせた。
3番手で現れた99RadioServiceは、爽快なギターロックチューンで会場をヒートアップ。ふくろうずは熱気で充満したフロアの雰囲気を、みずみずしい歌声と切ないメロディでやわらげた。
初日のトリを務めたのは、1stアルバム「EARTH」が好評を博している世界の終わり。彼らはアンコールを含め計6曲を披露し、フレッシュなパフォーマンスでイベント初日を締めくくった。
2日目は、0.8秒と衝撃。の迫力パフォーマンスから幕開け。2番手で登場したアルカラは力強いアンサンブルでフロアの熱狂をあおり、その後に続いたスリーピースバンドSuiseiNoboAzは、切れ味の鋭いバンドサウンドを展開した。オーストラリアツアーも決定しているOKAMOTO'Sは、激しいロックサウンドを炸裂。10代とは思えない卓越した演奏力で、会場の視線を釘付けにした。
またライブの転換中には、バーステージで「クラブサーモン」のVJを務める
そしてイベントの最後を飾ったのは[Champagne]。磯部寛之(B)がケガのため松葉杖で登場するも、そのパフォーマンスに影響はなし。爽快なロックチューンを次々とたたみかけ、アンコールではPRIMAL SCREAMの「Accelerator」をカバー。バンドの勢いを感じさせる圧倒的なステージで、オーディエンスを魅了した。
このイベントの模様は、7月14日(水)と17日(土)の2日間にわたりスペースシャワーTVにて特集。期待の若手バンドたちによる競演をオンエアで楽しもう。
スペシャ列伝 ~第八十一巻 鮭団(サーモン)の宴~ Day1
スペースシャワーTV 2010年7月14日(水)22:00~23:00
スペシャ列伝 ~第八十一巻 鮭団(サーモン)の宴~ Day2
スペースシャワーTV 2010年7月21日(水)22:00~23:00
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音楽ナタリー @natalie_mu
スペシャ列伝×クラブサーモン企画で新鋭10組が熱演 http://natalie.mu/music/news/33381