4月に発売された「TM NETWORK 30TH ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE 小室哲哉ぴあ TM編」がTM NETWORKの30年の活動に焦点を当てたものだったのに対し、今回刊行されるのは作詞家、作曲家、プロデューサーとして日本の音楽界を変えた小室哲哉のソロワークに徹底的に接近。時代をリードしたプロデューサーとしての視点や、実験精神に満ちた作家、プレイヤーとしての視点を検証する。
本誌には、小室が音楽プロデュース論を語るロングインタビューや、ともに時代を作り出したプロデューサーである秋元康との対談、宇都宮隆や木根尚登、DJ KOO、観月ありさといった関係者の証言で振り返る小室の魅力、マーク・パンサー、AAA、森進一などの著名人から小室へ贈られたエールなどを掲載。ファンが選んだ小室の人気曲トップ100を彼が自ら解説するコーナーでは、歌詞、楽曲、アレンジなどへのこだわり、当時の技術やトレンドの取り入れ方など、これまであまり語られなかった名曲誕生のエピソードを知ることができる。
小室哲哉 コメント
2014年4月21日からスタートしたTM NETWORKのアニバーサリーイヤーが、最終章に入ろうとしています。
30年間を振り返るとともに、たくさんの曲に挑み、ラジオやテレビに出たり、TM NETWORKの活動のなかでも、最も長い1年のように感じています。
巨大な影響力、90年代の小室ファミリーブームを経て、TMは心のなかにある居場所というのかな。これは僕だけでく、みなさんにとっても、“戻れる場所がある”、そんな存在にったのかもしれないですね。
「TM NETWORK 30TH ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE小室哲哉ぴあ TK編」では、僕のプロデュースワーク・ソロ活動のキャリアを、振り返ってみました。
この本取材を通し、自分にとって、新たな目標も出来ました。
曲を初めて作ったのは、中学生の頃。
ソフトを作る人間か、ハードを作る人間か、環境を作る人間か。20世紀に生まれた人間の生涯では、どれか1つしか全うできないのかな。
だから僕は、 21世紀に入った現在も、コンテンツ作りの人間でいることを 本当によかったと思ています。22世紀はどうなっているか分からないけど、ハードウェアが進化し続け、発表させてもらえる場を作ってもらっていることに、すごく感謝しています。
もうしばらく、貫けるかなって…
メンバー、関係者の方そしてファンのみなさんに、感謝を込めて。
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- TM NETWORK 30th Anniversary Special Issue 小室哲哉ぴあ TM編【アザーカバー付】: 特典付きBOOKぴあ
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