アーティストの“創作のお供” Vol. 2 [バックナンバー]

Aimerの歌を彩るNEUMANNのマイク

“横顔エンブレム”もかわいい、刺激と穏やかな気持ちを与えてくれるパートナー

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常日頃よりゼロからイチを生み出す作業に従事しているアーティストたち。そんな彼らにとって創作の源になっているものとはなんだろう? そんな疑問を探る本コラム。第2回では「残響散歌」の大ヒットを機にワールドワイドな人気を博しているAimerに、レコーディングに欠かせない“創作のお供”を紹介してもらった。

音楽制作において欠かせない、あなたの「創作のお供」は?

Aimerの“創作のお供”「TLM67」。

NEUMANN(ノイマン)のマイク「TLM67」です。自宅でレコーディングをするとき、デモを作るとき、ラジオのコメントを録るときなどちょっとしたときにも、色んな場面でこのマイクを愛用しています。音がいいのはもちろん、おじさまの横顔エンブレムがとても可愛くて(NEUMANNの創業者ゲオルグ・ノイマン氏)穏やかな気持ちで録音に臨むことができます。

いつから愛用 / 活用していますか?

自宅での作業が増えたタイミングでマイクを新調したいと思ったのが、購入したきっかけです。レコーディングスタジオに持ち込んで本番テイクで使用したこともありますし(「Work it out」という曲)、YouTubeにて「春はゆく」の“the end of spring ver”として公開した梶浦由記さんとのセッション動画や、[ re: ]プロジェクト「もう一度」のMVの中でも、このマイクと一緒に(緊張しながら)出演しました。

その「創作のお供」に向けてひと言伝えるとしたら?

どんな声でどんな形で歌おうか、どんな言葉をどんな音に乗せようか、このマイクを通すとぽつぽつと欲が生まれて暗い作業部屋に光が灯ってくれるので、刺激をありがとう、と伝えたいです。そして時折ぞんざいにしてごめんねと謝りたいです。これからもよろしく願いたいです。

音楽制作(レコーディング、作詞、作曲、編曲 etc.)において一番大切にしていることを教えてください。

とてもシンプルですが、自分自身の心をいつも、動かすことです。当たり前のことですが繰り返す中で、苦しくて分からなくなったり、つい優先できなかったり、力不足でそこに辿り着けない瞬間もあるんです。音楽を楽しみながら自分自身の心を動かして、それが最終的に誰かの心にも伝播するような、そんな楽曲をいつも作れたら、最高に幸せだなと思います。

Aimer

シンガーソングライター。幼少期よりピアノやギターでの作曲や英語での作詞を始め、15歳のとき声が一切出なくなるというアクシデントを経験し、それがきっかけとなり独特の歌声を獲得する。2011年から音楽活動を本格化させ、同年9月にシングル「六等星の夜 / 悲しみはオーロラに / TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR」でメジャーデビューを果たした。2021年よりSACRA MUSICに所属。2022年1月にテレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編のオープニングテーマおよびエンディングテーマを収録したシングル「残響散歌 / 朝が来る」をリリースした。2022年12月には「第73回NHK紅白歌合戦」に出場し、「残響散歌」を披露。2023年3月にアニメ「NieR:Automata Ver1.1a」のオープニングテーマ「escalate」をシングルとして発表した。

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