マイベストトラック2022 Vol. 3 [バックナンバー]

トラックメイカー編

XTAL((((さらうんど))))、白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、DÉ DÉ MOUSE、tofubeats、Neetz(KANDYTOWN)、安本彩花(私立恵比寿中学)が選ぶ2022年の3曲

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tofubeats

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Kehlani「everything」

アルバム全体良い雰囲気でしたが、こういう構成で曲を作ろう、という点や、この曲をシングルにしてこういうMVを撮ろうっていうバランス感が何より良いなと思いました。シンプルな構成でありながらリッチで、最後までビートレスでありながら「聞こえてくる」感じも素晴らしいです。

(((さらうんど)))「How?」

(((さらうんど)))「How?」の再生はこちら

この「How?」も収録のアルバム「After Hours」はハウスミュージックとポップスの融合を試みた作品としてはこの現代に贈るものとしては最適解ではないかと思いました。そもそも本年繰り返し聞いた作品というのがかなり少ない1年だったのですが、これはそんなコレといった作品が無いときにでも聞ける作品でした。DJ諸氏に向けたエクステンドミックスも用意があっていろいろバッチリ。こういう格好良い作品を作ってくださる先輩が国内にいることは本当にありがたいことだと思います。

Benedek「Peace Of Mind(ft. Dreamcastmoe)」

Benedek「Peace Of Mind(ft. Dreamcastmoe)」の再生はこちら

そんなに多くないDJ現場でプレイしていた楽曲からも何かを選ぼうと思ったのですが、本年のコンディショニング・トラックのうちいくつかからこちらを。Benedekのトラックはもちろん間違いないですがオケヒの間から聞こえるDreamcastmoeのけだるいボーカルもちょうど良いです。

プロフィール

tofubeats(トーフビーツ)

1990年生まれ、神戸在住のトラックメイカー / DJ。2022年5月には約4年ぶりとなるニューアルバム「REFLECTION」と、突発性難聴を患ったことをきっかけに執筆した初の書籍「トーフビーツの難聴日記」を同時発売した。11月には「REFLECTION」のリミックス集 「REFLECTION REMIXES」が配信リリースされている。

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Neetz(KANDYTOWN)

Neetz(KANDYTOWN)

The Weeknd「Out of Time(KAYTRANADA Remix)」

The Weeknd「Out of Time(KAYTRANADA Remix)」の再生はこちら

一聴して分かるKaytranadaのビートが凄い。特にキックの質感と鳴りがやばくて一発でフロアを揺らせそう。

Bhavi & Bizarrap「PUFF」

ベルギー出身アルゼンチンで活動するアーティストでアップルのCMで流れてました。
シンプルかと思いきや細部までこだわりがみえるトラップビートに、スパニッシュのラップが絡まってめちゃくちゃ気持ちいいです。

Yo-Sea「Body & Soul(feat. Gottz, Neetz)」

Yo-Sea「Body & Soul(feat. Gottz, Neetz)」の再生はこちら

今年作った作品の中でも気に入ってる楽曲で二人のリリックも良いし、トラックも今までにない感じを出せたと思う。二人とはこれからももっと曲を作っていきたいですね。

プロフィール

Neetz(ニーツ)

ヒップホップクルー・KANDYTOWNに所属し、数多くの楽曲でラップやビートメイクに加えてエンジニアも担当。2019年には初のソロアルバム「Figure Chord」を発表した。KANDYTOWNは2022年11月に3rdアルバム「LAST ALBUM」をリリース。2023年3月8日に東京・日本武道館で単独公演「LAST LIVE」を開催し、同月をもってクルーとしての活動を“終演”する。

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KANDYTOWN LIFE
KANDYTOWN | Warner Music Japan

安本彩花(私立恵比寿中学)

安本彩花(私立恵比寿中学)

100 gecs「Hey Big Man」

音作りで「こんなのってありなの?」と衝撃が走ったアーティストです。
私の固い頭をぶち壊してくれます。
この曲に限らず100 gecsは制作中になかなか前に踏み出せない時に聞きます。

パソコン音楽クラブ「KICK&GO(feat. 林青空)」

伊藤万理華ちゃんがMVに出ているという事からこの曲を知り、
そのタイミングでお世話になっているA&Rの方に勉強の資料としてオススメしてもらいinstrumentalをめちゃくちゃ聴きました。
"音楽は自由である事"を更に感じる事ができる楽曲に今年はたくさん出会えています。

MAISONdes「いえない(feat. 堂村璃羽,301 & GeG)」

初めてremixに挑戦させて頂くという事で狂ったように聴き込んでいた曲です。
初めにお話を頂いた時、何曲か候補を出す形だったのですが私の中では絶対この曲をいじりたい!!って決まってて…
決定する前から移動中もご飯食べてる時も全集中で聞いてました。笑
どうやって私色にするか…綺麗な音たちを思い切って崩していく作業が楽しかったです!

プロフィール

安本彩花(ヤスモトアヤカ)

私立恵比寿中学の出席番号5番。小学4年生のときにスターダストプロモーションにスカウトされ、2009年10月に私立恵比寿中学に“転入”(加入)。2017年よりDTMでオリジナル楽曲の制作を始め、毎年恒例のバースデーライブ「歌って踊って歌謡show!!!安安」では毎回新曲が披露されている。2022年6月にMAISONdesの配信シングル「いえない(Glitch Night mix) feat. 堂村璃羽, 301, GeG, 安本彩花」でリミキサーを務め、トラックメイカーとしての本格的なデビューを果たした。

私立恵比寿中学 出席番号5番 安本彩花 - Instagram
私立恵比寿中学オフィシャルサイト

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