マイベストトラック2022 Vol. 1 [バックナンバー]

バンド編

Kaito(インナージャーニー)、金澤ダイスケ(フジファブリック)、休日課長(ゲスの極み乙女 ほか)、KOUHEI(04 Limited Sazabys)、タブゾンビ(SOIL&"PIMP"SESSIONS)、リコ(ヤユヨ)が選ぶ2022年の3曲

20

335

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 76 231
  • 28 シェア

KOUHEI(04 Limited Sazabys)

04 Limited Sazabys。右から2番目がKOUHEI(Dr, Cho)。

Porter Robinson「Everything Goes On」

Porterは最近めっちゃ聴いていて1曲に絞るのが難しかったですが、2022年リリース縛りだったのでこちらの楽曲にしました。ほかの曲も展開や音の抜き差しが気持ちよすぎて天才的です。日本語を取り入れてる曲もあるのがうれしいですね!

Electric Callboy「PUMP IT」

この曲はPV入りで知りました。
演奏力はもちろんサビのキャッチーさヘビィな部分のカッコよさからは想像できないぐらいのPVのふざけ方など盛りだくさんでいいとこ全部入ってるのが羨ましいぐらい好きだなと感じました!

Wienners「SHINOBI TOP SECRET」

Wiennersはほんとどの曲も好きなんですが特に2022年にやられたと思ったのはこの曲です。いろんなジャンル入ってるのにめっちゃ聴きやすいとかずるいです。ひたすらリスペクトでした!
ほかにもブライトライトのCメロの2拍3連のメロディの譜割りだったりとかなんかほしいところにちゃんとギミック入れてくるあたり最高です。

プロフィール

KOUHEI(コウヘイ)

4月17日生まれ、愛知県出身。2008年に愛知県名古屋市にて結成されたロックバンド・04 Limited Sazabysのドラム、コーラス担当。04 Limited Sazabysは2022年10月にフルアルバム「Harvest」をリリースし、同月から2023年2月にかけて全国ツアー「Harvest tour 2022」を開催中。2023年4月8、9日の2日間にわたって愛知・愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で主催の野外フェス「YON FES 2023」を行う。

04 Limited Sazabys OFFICIAL WEB SITE
KOUHEI (@kouhei04ls) | Twitter
KOUHEI(@kouhei04ls)|Instagram

タブゾンビ(SOIL&"PIMP"SESSIONS)

Theo Croker「JAZZ IS DEAD」

ジャズは進化して細分化その枝葉はいやむしろ幹なのか? いい感じになっている。
テオも進化が止まらない。初期の頃のテオはもっとジャズジャズしくトランペットトランペットしてたが最近のアルバムはエレクトロと融合し、トータルの作品として素晴らしい。
ジャズとしてトランペットとして聴くのではなく素晴らしい作品として聴く事ができる。
新たなジャズ界をリードしていくスターになるのではないでしょうか。

Infant Annihilator「Childchewer」

わたしはグラインドコアやブルデス(ブルータルデスメタル)といったジャンルが好きなのですが、ここ近年はデスコアというのが出てきて素晴らしいバンドがたくさんあるのですがその中でも群を抜いて好きなのがこのバンド。
昔から例えばNapalm Death、 Brutal Truth、近年だとCryptopsyと速いバンドはありましたが、このガトリング銃のようなバスドラは人間の限界の速さなのではないでしょうか?

young donuts「牛蒡泥棒」

代々木八幡界隈で知る人ぞ知るラッパー、ヤングドーナツ。
名曲は沢山ある中であえてたくさん聴いた曲牛蒡泥棒(ごぼうどろぼう)
「誰が牛蒡を盗んだのか? 泥についた長靴の跡 ごぼう ほぼぼう。」頭から離れないフレーズ。
中毒性アリなので気をつけて聴いてください。
何か作業をしてるときに頭によぎってしまいます。

プロフィール

タブゾンビ

4月13日生まれ、鹿児島県出身。2001年に結成されたバンド・SOIL&"PIMP"SESSIONSのトランペット担当。鹿児島の音楽フェス「THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL」の実行委員会ミュージシャン有志メンバー。FM鹿児島で毎週土曜に放送中の番組「SEA SIDE ZOMBIE」でパーソナリティを務めている。SOIL&"PIMP"SESSIONSは日本テレビ系ドラマ「初恋の悪魔」のテーマ曲や劇中曲が収録されたシングル「初恋の悪魔(Special Edition)」を2022年8月に配信リリース。2023年3月3日に東京・東京キネマ倶楽部で現体制20周年を記念したワンマンライブを行う。

SOIL & "PIMP" SESSIONS | Official Web Site
katsinasession_official (@katsinasession) | Twitter
タブゾンビ (@tabuzombie) | Twitter
TabuZombie(@tabuzombie)|Instagram

リコ(ヤユヨ)

LAGHEADS「Try(feat. kiki vivi lily)」

私がパーソナリティを務めるラジオ番組で出会った曲で、歌が始まる短いイントロだけで「あ、私の好きそうなやつ!」と思い、案の定「好き!」となってからはよく聴きました。
この曲を聴いていると何かが始まりそうな気がしてポジティブになるので、朝メイクをしているとき、掃除をしているとき、買い物をしているとき、どこかへ向かっているときなど活動的でワクワクしているときに自然と再生ボタンを押していました。すべての音がハツラツとしていていつも聴いていて圧倒されます。特に鍵盤の表情の豊かさが愛おしくて大好きなので今年もきっと聴いてしまうと思います。

GAYLE「god has a sense of humor」

またまたラジオで出会った曲です。こちらは、ドライブをしているときにエフエムラジオから流れてきて「なんて心地いいの!?」と思わず聴き入ってしまってからどハマりしました。サビのシンプルだけどクセになるメロディと譜割りと脱力感の中にしっかりと芯があり、だんだんと情熱的になっていく歌声が魅力的で大好きです。また、音数がシンプルな分、2番で入ってくるコーラスが感情や壮大さを出すのに効いていてグッときました。リスナーとしても魅了されましたが、歌い方などボーカリストとしても学ぶポイントがたくさんあって出会えてよかったなと思います。

The Black Skirts「My Little Lambs」

1日のどのタイミングで聴いても癒してくれる、寄り添ってくれる、そんな音楽が大好きです。
基本的に“そんな音楽”とは歌詞の意味も含めて、の場合が多かったのですが、ここ数年日本語以外の楽曲を耳にすることが増えて“音”と“声”、“リズム”の要素でトキメキを得られるということをたくさん学びました。
この曲も歌詞の意味の詳細はわからないが、シンプルなコードとメロディから伝わる優しさと温もりに癒され、弾けるリズムに踊らされ、何度も私の朝の支度や帰り道を楽しませてくれました。一度聴くとなかなか離れない気怠く深みのある歌声ははっぴいえんどを聴いているときのような安心感を感じられ、ずっと聴いていたいなと思っちゃいます。

プロフィール

リコ

10月2日生まれ、大阪府出身。2019 年1月に高校の軽音楽部の友達同士で結成された大阪のガールズバンド・ヤユヨのギターボーカル担当。2021年11月に公開された映画「スパゲティコード・ラブ」に謎のシンガー・Amy役で出演し、挿入歌「Candy」を歌唱した。ABCラジオで毎週月曜から金曜まで放送されている番組「ABCミュージックパラダイス」では水曜パーソナリティを担当。ヤユヨは2023年3月に3rdミニアルバム「SPIRAL」をリリースし、同年5月から7月にかけてワンマンツアー「青い愛とぐるぐるワンマンツアー2023」を開催する。

ヤユヨ Official Website
リ子(ヤユヨ) (@who_is_ricochan) | Twitter
リ 子(@pinksandayo)|Instagram

バックナンバー

この記事の画像・動画(全25件)

もっと見る 閉じる

読者の反応

休日課長 @eninaranaiotoko

ナタリーのマイベストトラック2022(バンド編)選曲コラムに参加してます!是非!!
https://t.co/VpZO5e0BmN https://t.co/OBowvLTKkQ

コメントを読む(20件)

おすすめの特集・インタビュー

インナージャーニーのほかの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 インナージャーニー / フジファブリック / 休日課長 / ゲスの極み乙女 / DADARAY / 04 Limited Sazabys / SOIL&"PIMP"SESSIONS / ヤユヨ の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。