加藤浩次と加藤シゲアキが短編映画を監督、「MIRRORLIAR FILMS」S7参加

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加藤浩次加藤シゲアキNEWS)が2025年5月公開予定のオムニバス映画「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ) Season7」に監督として参加することが発表された。

左から加藤浩次、加藤シゲアキ。

左から加藤浩次、加藤シゲアキ。

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クリエイターの育成発掘を目的とする短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」。秋田・秋田市を拠点に4本のショートフィルムが制作されたSeason5・6に続き、Season7は愛知・東海市の地域振興事業として加藤浩次と加藤シゲアキが短編映画を手がける。この2作品は、建築家・隈研吾が設計した2025年5月1日開館予定の新施設・東海市創造の杜交流館のオープニング作品として上映されることも明らかになった。

東海市創造の杜交流館の外観。

東海市創造の杜交流館の外観。[拡大]

東海市創造の杜交流館は、「歴史」「映像(映画)」「交流」をキーワードとする施設。映画が上映できる映像ホールのほか、美術展示やインスタレーションが可能な多目的ギャラリー、映像制作ができる編集室や収録・撮影スタジオを擁する。東海市では2024年5月26日から市民参加型の映画制作ワークショップを開催。申込みは4月22日から受け付ける。

本作で初監督を果たす加藤浩次は「映画は好きでずっと見ていましたが、ショートフィルムを監督するのが自分なんかで大丈夫なのかなと思ったんですけど、やるとなったら、東海市の皆さんに協力を得ながら、精一杯、脚本も監督も自分でやろうと思っています。ロケも当然、東海市でします。もし、これから僕が東海市でロケしていたら、皆さん、気軽に声を掛けてください」と話す。ショートフィルム「渋谷と1と0と」でも監督経験のある加藤シゲアキは「東海市と一緒に組んでやるということや、隈研吾さんの新しい施設で公開してもらえるということで、すごく光栄な機会に恵まれて、2025年のことではありますが、今からワクワクしております」と語った。隈と、愛知県知事・大村秀章のコメントは下記の通り。

なお「MIRRORLIAR FILMS Season5」は5月31日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで2週間限定で公開。

「MIRRORLIAR FILMS Season7」加藤浩次&加藤シゲアキコメント

加藤浩次 コメント

今回東海市でショートフィルムを撮ることになりましたけれども、ちょっとびっくりしました。僕自身、ずっと映画は好きでずっと見ていましたが、ショートフィルムを監督するのが自分なんかで大丈夫なのかなと思ったんですけど、やるとなったら、東海市の皆さんに協力を得ながら、精一杯、脚本も監督も自分でやろうと思っています。ロケも当然、東海市でします。もし、これから僕が東海市でロケしていたら、皆さん、気軽に声を掛けてください。あの、本番中は静かにしてください!笑
どんな作品になるかというと、今ちょっと考えているのは、ワンシチュエーションでやるかどうかはわかりませんが、ひょんなことから、いろんなことが巻き込まれて、いろんな人の人生が変わっていくようなショートフィルムを考えています。
今回、隈研吾さんが設計なされた新施設でお披露目ということで、ちょっと本当に緊張はするのですが、がんばって作りたいと思いますので、皆さん、応援、よろしくお願いします。また、会いましょう!

加藤シゲアキ コメント

私は普段、NEWSというグループでアーティスト活動をしていますと同時に、小説家としても10年以上活動をさせていただいております。たくさん物語は作ってきたので、そういったご縁から、今回、ミラーライアーフィルムズにお声掛けいただいたのかなと思っておりますが、小説と連動して以前、ショートフィルムを撮ったこともあるので、今回が2度目の短編映画の監督という形になるかと思います。
今回、愛知県東海市と一緒に組んでやるということや、隈研吾さんの新しい施設で公開してもらえるということで、すごく光栄な機会に恵まれて、2025年のことではありますが、今からワクワクしております。
どんな作品を作るのかはまだ具体的には決め切れていないのですが、東海市と一緒にやるからという、ならではのものができればと、それこそ、加藤シゲアキならではのもの、今から必死に知恵を絞って考えていきたいなと思っておりますし、観ていただいた方、撮影に関わった現場、すべての方が、やってよかった、観てよかったと思えるような現場作りを目指し、いい作品を届けて参りたいなと思います。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。来年、作品を観てもらえる日を楽しみにしております。

隈研吾 コメント

歴史ある地域と新しい世代を繋ぐ、大きな道が通る建築をつくりました。
映像文化の新しい道となる挑戦的な枠組みの中で、見たことのない作品が生まれることを楽しみにしています。

大村秀章(愛知県知事)コメント

この度、「ミラーライアーフィルムズ Season7」の東海市における制作が決定されましたことを、心よりお慶び申し上げます。
このプロジェクトでは、タレントの加藤浩次さん、俳優で小説家の加藤シゲアキさんがそれぞれ監督される作品に加え、市民参加型のワークショップを通じた地域特別短編映画の制作も計画されていると伺い、市民の皆様、一人ひとりが、深く関わる機会を得られることに、大きな可能性と価値を感じています。
市内の各所で撮影が行われるだけでなく、完成までの過程で、地域の皆様が参画されることにより、東海市の魅力をさらに深く掘り下げ、多くの人々に愛される作品となることと思います。私自身、作品の完成を大変楽しみにしております。
また、隈研吾さん設計の新施設「東海市創造の杜交流館」は、「横須賀文化の発信拠点」「映像(映画)を中心とした創造活動の場」「多世代交流の場」を基本コンセプトとされていると伺っており、オープニングあたり、施設のコンセプトに通じるプロジェクトの作品が上映されることは、東海市の魅力を発信する素晴らしい機会になると確信しています。
このプロジェクトが、地域の新たな価値の創造と交流のきっかけになるとともに、素晴らしい作品の誕生につながることを、心より祈念いたします。

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(c)2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

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