木村拓哉が“マジで本気”な竹内涼真の印象語る、天海祐希には全部ひっくるめて感謝

ドラマ「Believe－君にかける橋－」のキャスト登壇イベントが本日4月18日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの木村拓哉、竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、上川隆也、斎藤工、小日向文世、天海祐希が登壇した。

橋づくりに情熱を燃やす狩山陸を主人公とする本作では、彼が刑務所に収容されるという困難に見舞われながらも、決してあきらめることなく希望と再生の道を模索するさまが描かれる。木村が狩山役で主演。今回のイベントで、竹内、山本、一ノ瀬、上川、斎藤、小日向、天海の出演と役どころが明らかになったのは既報の通りだ。

満員の観客を前に主演の木村が登場すると割れんばかりの歓声が。キャスト1人ひとりを握手で迎えた木村は「とても素敵でとても豪華な共演者と一緒に、舞台に立つことができて幸せです」と口にし、「これだけの出演者の方がそろったので、どのシーンにおいても高いモチベーションがキープされています」と語る。

竹内が「木村さんが“マジで本気”なのでこちらも本気でいけます！」と現場の熱い空気を報告すると一ノ瀬も「“マジで本気”でぶつかってくださるので、引っ張られて作品の世界で生きられています。毎日わくわくドキドキ幸せです」と笑顔に。木村とは「BG～身辺警護人～」や「レジェンド＆バタフライ」で共演している斎藤が「前回対峙したときは木村さんは信長様だったんですが、いつも役にたいして“マジで本気”」と続くと、木村は「そろそろやめない！（笑）」とはにかみながらツッコミを入れる。斎藤は「今回弁護士として狩山と対峙したときに、目を見て背筋がぞぞぞっとしました。狩山がどういう時間を過ごしてきたかが伝わってきたんです。鳥肌が立ちました」と回想した。

数々の作品で木村とともに仕事をしてきた小日向は「初めてお会いしたときは木村くんが20代で僕が47歳だったんです。今の木村くんはそのときの僕の年齢を超えてるんですよ。でも印象は全然変わらない」とのんびり述べる。対して木村とは初共演となった天海は「本当に長く第一線でやってこられて、とことんプロフェッショナル。エネルギー、役に没頭する力が並外れたもので、それに引っ張っていただいています。2人のシーンはいいものになればいいなと思います！」と期待を込める。また山本は「（木村を前に）スタッフやエキストラの方の目がキラキラしていて、それを見ていて幸せで、毎日撮影が楽しいです」と笑みをこぼした。

上川は撮影の合間に木村が釣りをする動画を見たそうで「大物を釣り上げている姿に惚れ惚れしました」と明かし、「物語の主人公は作品のエンジンのような存在、エンジンによって力強く前に進んでいけている実感があります」と座長としての木村を絶賛。木村は「エンジンだけあっても走ることはできないので。みんなで車体を作り上げていければ」と言葉に力を込めた。

イベント終盤には木村が共演者の印象を語る場面も。「今まで涼真の作品や公の場での立ち居振る舞いを拝見したりして、体育会系な方なんだろうなって思ってたんです。そしたら思ってた通り、ドンズバで！ “マジで本気”とか言ってますけど、それは涼真のことだと思います」と言及。小日向については「同じ立ち位置にいたはずなんですけど、できあがった作品を観ると置いていかれている自分がいて、先輩すげーなって思います」と尊敬の念をにじませつつ、「イタズラしても笑ってくれる先輩なので、ちょいちょいイタズラしてます」とにっこり笑う。そして天海には「そばにいると感じさせてくれる温度とか全部ひっくるめてありがとうございます！」と感謝。天海も「特等席で木村さんのお芝居を見ることができて楽しいです。2人のシーンは観たことのない表情をされています」と観客の期待を煽った。

本作の主題歌は木村に提供した楽曲をMAN WITH A MISSIONがセルフカバーした「I'll be there」。木村は「主題歌に自分の歌は照れくさいのでマンウィズにお願いしたら快諾してくださって。本編、楽曲含めて思いっきり楽しんでいただけたらと思っています」と観客に呼びかけた。

テレビ朝日開局65周年記念木曜ドラマ「Believe－君にかける橋－」はテレビ朝日系にて4月25日に放送開始し、毎週木曜21時からオンエア。脚本を井上由美子が執筆し、常廣丈太と樹下直美が監督を務める。

木曜ドラマ「Believe－君にかける橋－」

テレビ朝日系 2024年4月25日（木）スタート 毎週木曜 21:00～21:54
※初回拡大スペシャル