藤本タツキ原作「ルックバック」河合優実・吉田美月喜が声吹き込んだ予告公開

藤本タツキ原作の劇場アニメ「ルックバック」のメインビジュアルが解禁。あわせて予告編がYouTubeで公開された。

「ルックバック」は「チェンソーマン」で知られる藤本が、コミック配信サイト・ジャンプ+で2021年7月に発表した物語。4コママンガを学生新聞で連載し、クラスメイトから絶賛されている小学4年生の藤野は、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと教師から告げられる。藤野は京本の才能を前にして自信を失うが、マンガへのひたむきな思いが2人をつなぐことに。ところがある日、すべてを打ち砕く出来事が起こる。河合優実が藤野、吉田美月喜が京本に声を当てた。

予告編は、クラスメイトたちから「将来、マンガ家になれるじゃん」と言われ得意げな藤野の様子から始まり、不登校の同級生・京本との出会い、そして2人が一緒に絵を描くようになる姿が、印象的なセリフとともに収められた。主題歌はharuka nakamuraが作曲した「Light song」。uraraの歌声が本編を彩る。

監督、脚本、キャラクターデザインを担ったのは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などに携わってきた押山清高。押山は「漫画を読んだ時にしみじみと物語に感情移入できたのはもちろん、『ルックバック』を描くに至った藤本先生にも共鳴するところがありました。だから素直に自分事としても向き合える映画にできるなと思えました」とコメントをつづった。

また本作のムビチケカード型前売り券が5月17日に発売決定。特典として、全3種の絵柄から選べる「リバーシブル四コマ漫画しおり」が数量限定で配布される。劇場窓口では5月17日の劇場オープン時から映画公開前日まで、メイジャー通販では5月17日0時から6月37日23時59分まで販売。

「ルックバック」は6月28日より全国ロードショー。

劇場アニメ「ルックバック」本予告