「名探偵コナン」怪盗キッドの“真実“に山口勝平「『え!?』って声出しちゃってOK」

映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星（100まんドルのみちしるべ）」の“公開直前！SPファンミーティング”が本日4月7日に東京・ベルサール渋谷ファーストで開催され、声のキャストである高山みなみ、山崎和佳奈、山口勝平、堀川りょう、ゲスト声優の大泉洋、江戸川コナン、怪盗キッド、服部平次が登壇した。

北海道・函館を舞台とする劇場版27作目「100万ドルの五稜星」では、新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという、怪盗キッドからの予告状が発見されたことから物語が展開。宝石を追い求めるキッドがなぜ刀を狙うのか。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていたコナンと西の名探偵・服部平次が彼を追い詰めるも、そこにキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫る。

“試写会への招待状とフィルムが怪盗キッドに盗まれた”ことが原因で、公開前の試写会を一切行わない代わりに用意された本イベント。コナンと手をつなぎながらファンの前に登場した高山は「自分もまだ観てないです。みんなと一緒に楽しみに待っている状態です」と伝え、会場からは驚きの声が上がる。数日前に観たという毛利蘭役の山崎は「すごい情報量が多くて、最後の最後まで“お楽しみのシーン”が盛りだくさんでした」と含みを持たせ、「個人的に時代劇が大好きなんですけど、チャンバラのアクションシーンがうらやましかった……」と吐露。また「今回蘭は、戦うというよりも、服部くんと（遠山）和葉ちゃんをすごく応援しています」と話すと、高山は「驚きのシーンがあるよね」と言いながら山崎・山口と意味深に目線を送り合い、観客の期待を煽った。

「名探偵コナン から紅の恋歌（からくれないのらぶれたー）」以来の登場となる平次役の堀川は、キッドとの対決に関して「これほど深く芝居で絡んだことがなかったんです。熱く戦わせてもらっています。平次くんのまっすぐなところを観ていただければと思います」と笑顔でアピールする。キッド役の山口は「脚本の最後を読んだとき『え!?』って声が出て、話の中身が飛んじゃったんです。それぐらい衝撃的な真実が語られます。皆さんも劇場で『え!?』って声出しちゃっていいですよ！」と呼びかけた。

山口から「ずっと怪盗キッドの練習してました！」と暴露された大泉は「勝平さんと一緒にいるうちに、怪盗キッドのものまねができるようになりました」と報告しつつ、「まだ盗んでる最中だからもう少し待ってほしい」と披露はおあずけに。本作のオファーに関しては「舞台が函館ということで『やらせてください！』という感じでしたね。北海道を舞台にされたら出るんです。逆に言うと、出てなかったらイラっとする。もし今回の『コナン』に出てなかったら、初日に観に行って即行全部バラしてるところでした！」と口にし、コナンから「やだー」となだめられていた。

またイベント終盤には、公開日の4月12日に日付が変わった直後に本作をスクリーンにかける世界最速上映が実施されることも発表された。シリーズ史上最大規模となる、全国10の都道府県、23の劇場で開催される。山崎の「（最速上映は）大人の時間。子供はダメだよ、コナンくん」という言葉に、コナンが「なんで？ 蘭姉ちゃんも子供じゃん」と返すと、山崎は「あ、そっか（笑）」ととぼけつつ納得していた。

最後に高山は「いよいよ来週公開になります。このドキドキ、あと1週間ずっと温めてください！」とコメントし、イベントを締めくくった。

永岡智佳が監督を務めた「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」は全国で公開される。

映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」新予告（90秒）