「12日の殺人」公開記念、ドミニク・モルの「悪なき殺人」1週間限定で再上映

3

125

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 16 87
  • 22 シェア

フランスの映画監督ドミニク・モルによる新作「12日の殺人」の公開を記念して、彼の前作「悪なき殺人」が東京・新宿武蔵野館にて1週間限定で再上映されることがわかった。

「悪なき殺人」ポスタービジュアル (c)Jean-Claude Lother

「悪なき殺人」ポスタービジュアル (c)Jean-Claude Lother

大きなサイズで見る(全14件)

「12日の殺人」ポスタービジュアル

「12日の殺人」ポスタービジュアル[拡大]

「悪なき殺人」はフランスの人里離れた村で起きた女性失踪事件を軸に、5人の男女が思いもよらぬ形でつながっていくさまが描かれるサスペンス。第32回東京国際映画祭では「動物だけが知っている」のタイトルで上映され、観客賞と最優秀女優賞に輝いた。キャストにはドゥニ・メノーシェロール・カラミーダミアン・ボナールナディア・テレスキウィッツらが名を連ねる。

「12日の殺人」新場面写真

「12日の殺人」新場面写真[拡大]

「12日の殺人」新場面写真

「12日の殺人」新場面写真[拡大]

「12日の殺人」新場面写真

「12日の殺人」新場面写真[拡大]

また第48回セザール賞で作品賞・監督賞など最多6部門を受賞した「12日の殺人」は、女子大学生が生きたまま焼き殺された事件の謎に迫る刑事の物語。捜査の核心を突く役どころを女性に担わせたモルは「男性による暴力事件を捜査するのはほとんどが男性。彼ら男性捜査官が自分の娘やパートナー、女性の友人や姉妹が犠牲になった事件を捜査することになったら何を思うだろうか? 容疑者を、そして被害者をどう見るだろうか? 映画を観る人がそういった疑問を抱くきっかけになり、いわゆる”実存的不安”を感じてもらえれば」と作品に込めた思いを明かした。

「悪なき殺人」は3月8日から14日まで上映。バスティアン・ブイヨンブーリ・ランネールテオ・チョルビヨハン・ディオネティヴー・エヴェラーポリーン・セリエルーラ・コットン・フラピエらが出演した「12日の殺人」は、3月15日に新宿武蔵野館ほか全国で封切られる。

※「悪なき殺人」はR15+指定作品

この記事の画像・動画(全14件)

(c)2022 - Haut et Court - Versus Production - Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma

映画「12日の殺人」予告編

読者の反応

  • 3

うぶ @mihiro55

【備忘録】
「12日の殺人」公開記念、ドミニク・モルの「悪なき殺人」1週間限定で再上映(コメントあり) https://t.co/77OTAn7Lyx

コメントを読む(3件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 悪なき殺人 / 12日の殺人 / ドミニク・モル / バスティアン・ブイヨン / ブーリ・ランネール / テオ・チョルビ / ヨハン・ディオネ / ティヴー・エヴェラー / ポリーン・セリエ / ルーラ・コットン・フラピエ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。