「彼女はなぜ、猿を逃したか?」予告公開、白石和彌は「雨降って、ジ・エンド。」絶賛

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映像制作ユニット・群青いろが手がけた映画「彼女はなぜ、猿を逃したか?」の予告編がYouTubeで解禁。連続公開となる「雨降って、ジ・エンド。」をいち早く鑑賞した白石和彌らのコメントも到着した。

「彼女はなぜ、猿を逃したか?」ポスタービジュアル (c)群青いろ2022

「彼女はなぜ、猿を逃したか?」ポスタービジュアル (c)群青いろ2022

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「彼女はなぜ、猿を逃したか?」場面写真 (c)群青いろ2022

「彼女はなぜ、猿を逃したか?」場面写真 (c)群青いろ2022[拡大]

「彼女はなぜ、猿を逃したか?」場面写真 (c)群青いろ2022

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群青いろは「東京リベンジャーズ」シリーズで知られる脚本家・高橋泉と、「凶悪」に出演する俳優・監督の廣末哲万による映像制作ユニット。今回が約17年ぶりの劇場公開作となる。

「彼女はなぜ、猿を逃したか?」は、“高校生が動物園の猿を逃した”という実際のニュースをモチーフにした“炎上サスペンス”。予告編には事件を起こした女子高生や、その理由を探るうちに精神のバランスが狂っていくルポライターの姿が収められた。ルポライターの優子を新恵みどり、優子の夫・奏太を廣末、事件の鍵を握る高校生の未唯とトキオをドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の藤嶋花音萩原護がそれぞれ演じている。

「雨降って、ジ・エンド。」ポスタービジュアル

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「雨降って、ジ・エンド。」場面写真

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古川琴音が主演を務めた「雨降って、ジ・エンド。」は、フォトグラファー志望のOLと謎の中年ピエロを軸に展開する予測不能な純愛ストーリー。白石は「完成した作品を見て涙が溢れ止まらない。高橋泉の途方もない優しさとブレない視線に魂を持っていかれた。是非、見て触れてほしい、この誇り高く美しい愛の物語に」と絶賛した。そのほか相田冬二、小林且弥内田慈上田航平大出勉、そして東京学生映画祭企画委員からのコメントは以下に記した。

「雨降って、ジ・エンド。」は2月10日、「彼女はなぜ、猿を逃したか?」は2月24日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開。

※高橋泉の高は、はしごだかが正式表記

映画「彼女はなぜ、猿を逃したか?」予告編

白石和彌(映画監督)コメント

脚本読んでください、と高橋さんから送られてきた「雨降って、ジ・エンド。」を読んだのは5、6年前だったか。衝撃を受けた。いくらなんでもそれはムリ筋だろうと。このご時世に誰の背中を押そうとしているのか。だが、コロナ禍を経て昨年のジャニーズ問題を経た今、完成した作品を見て涙が溢れ止まらない。高橋泉の途方もない優しさとブレない視線に魂を持っていかれた。是非、見て触れてほしい、この誇り高く美しい愛の物語に。見終わるとあなたの視界もきっとカラフルに変わる。

相田冬二(Bleu et Rose / 映画批評家)コメント

あなたの目の前にいるひとを、世界でたったひとつの個として捉えることができていますか。そして、あなたは個として生きていますか。そんな映画の問いかけは、いま最も鮮烈で爽快で、わたしは身も心も丸洗いされてしまった。

小林且弥(映画監督 / 映画プロデューサー / 俳優)コメント

泉さんの描く物語はどうしてこんなにも吸引力があるのだろう。誰しもが心の内に潜ませるどうしようもなさが可笑しくて。悲しくて。心の奥にある、普段あまり触らない部分が震わされ、廣末さんのごめんなさいが耳から離れません。

内田慈(俳優)コメント

公開が楽しみだという話を琴音ちゃんから聞いていて、とても楽しみにしていました。こんなヘンな古川琴音が観られるとは(褒めてます)! 高橋泉さんの描くエッジの効いた世界観・展開・台詞に、戸惑って、心地いい。廣末哲万さん演じる雨森の温度感が絶妙でクセになる。私は、2人の愛を応援する!

上田航平(元ゾフィー)コメント

どんなに偏見を持たないように生きているつもりでも自分に見えない偏見がまだまだたくさんある。相手を理解し終えない大切さを教えてくれる映画でした。

藤崎諄(東京学生映画祭企画委員)コメント

簡単ではないテーマを明るく包み込む、どこかとぼけたユーモアと軽やかで魅力的な演技に魅了されました。誰もが受け入れられるものではなくても、今こうやって映画を通して描くこと、私たちが観て何かを受け取り、考えること、誰かと話すこと。そこには意味があると信じています。
※藤崎諄の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

大出勉(俳優)コメント

フォトグラファーを夢見るも、なかなかうまくいかない女、現実を見つめながらも、現実から一番遠いところにいようとする男、少しハートフルに描かれた展開も、“群青いろ”が用意したラストは、あまりにもダークで、見事なほどにカラフル!!

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読者の反応

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恵水 流生 Emi Ryusei @emi_ryusei

この映画は、まさに私が映画業界に飛び込む勇気を与えてくれた群青いろの17年ぶりの劇場公開作品です。高橋さんと廣末さんの映画への情熱に触れ、彼らの姿勢から多くを学びました。
そして今回、彼らの最新作を共に創れたことを心より誇りに思います。
多くのファンが待望していた劇場公開、本日より… https://t.co/jMcP9WLWAy https://t.co/bkSAIWqyes

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