チャン・グンソクの成長過程を見てきたPD、ドラマ「餌」でのオファー理由明かす

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チャン・グンソクが主演を務めた韓国ドラマ「餌【ミッキ】」のトークショーが東京・駐日韓国文化院のハンマダンホールで行われ、同作の制作会社CREAHUBのプロデューサーであるキム・ヒョンジュが登壇した。

左からプロデューサーのキム・ヒョンジュ、MCの古家正亨。

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韓流20周年を迎え、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)と韓国文化院の主催により、日本各地で「韓流20周年記念 韓国ドラマセレクション」が開催されている。9月13日に行われた今回のイベントでは、「餌【ミッキ】」の1話上映と、数々のドラマOST(サントラ)に参加している歌手Sanhaのミニライブとともに、MC・古家正亨の進行でトークショーが実施された。

「餌【ミッキ】」DVDジャケット

キム・ヒョンジュは2003年に韓国で放送されたドラマ「夏の香り」のほか、チャン・グンソク出演作「ファン・ジニ」「快刀ホン・ギルドン」などを手がけてきた。「餌【ミッキ】」では、「ミストレス~愛に惑う女たち~」の脚本家キム・ジヌク、「ボイス~112の奇跡~」の演出家キム・ホンソンという組み合わせが実現。その経緯について「このドラマは単なる殺人事件をモチーフにしたのではなく、脚本家の知人が実際に経験した事件から着想を得たそう。そして監督はとても推理小説がお好きで、過去に起きた詐欺事件や殺人事件などに興味があり、各自でいろいろ調べていた結果、接点を持つことになり、本作が作られました」と説明した。自身からは「実際に事件で傷を負った方々がいるので、さらに傷付ける内容にならないよう、単なる商業作品ではなく、皆さんの癒やしになるようなドラマにしてほしい」とリクエストしたという。

「餌【ミッキ】」場面写真

「餌【ミッキ】」場面写真

チャン・グンソクに関して「彼の主演ありきだったのか、それとも作品ありきだったのか?」と質問されると、キム・ヒョンジュは「グンソクさんは愛する俳優ですし、ここは日本なので、私も“グンちゃん”と呼ばせていただきますね」とにこやかに前置きして話し始める。「『ファン・ジニ』のとき、子役から大人へと成長する過程を見ることができました。しばらくドラマに出ていませんでしたが、グンちゃんがいい俳優であることはよくわかっていたので、(除隊後)復帰作でまた一緒にできたらという思いがありました」と振り返り、「台本は彼のために書かれたものではないですが、読んでみてグンちゃんにとって、イメージチェンジの大きなきっかけになるのではと思いオファーしました」と語った。

「餌【ミッキ】」場面写真

またワイルドな姿をどうしたら自然に見せられるか悩んでいたチャン・グンソクのエピソードとして、キム・ヒョンジュは「彼は『心に深い傷を負った刑事が、果たして足を伸ばしてぐっすり寝られるだろうか』と考えたそうです。それで撮影の6カ月、寝る時間を削って、肌も荒れるままに任せて本物の刑事のように過ごしていたと聞きました」と明かす。またチャン・グンソク自身、これまでのイメージを打破したい気持ちがあったようで、監督と話し合う中でひげを生やすことに。キム・ヒョンジュは「無精ひげのグンちゃんを見慣れないと感じるかもしれませんが、彼が俳優として成長する過程だと考えてもらえれば」と呼びかけ、「ドラマはダークでもグンちゃんのあふれるエネルギーによって現場がいつも明るかった。国内外のファンがたくさん送ってくれるフードトラックにみんなが喜んで、まるでお祭りのような現場でした」と感謝した。

「餌【ミッキ】」はU-NEXTで独占先行配信中。DVDとレンタルDVDは11月3日より順次リリースされる。

韓国ドラマ「餌【ミッキ】」予告編

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