田辺桃子×小出薫×森田想の主演作「愚鈍の微笑み」公開決定、監督は宇賀那健一

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田辺桃子小出薫森田想がトリプル主演を務める映画「愚鈍の微笑み」の公開が決定した。

「愚鈍の微笑み」ポスタービジュアル

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「転がるビー玉」「Love Will Tear Us Apart」の宇賀那健一が監督と脚本を担当する「愚鈍の微笑み」は、反戦をテーマにしたファンタジー。幼なじみのマナ、ナナミ、ユカが、森の中の小屋でいつもと変わらない日常を過ごす中、ある選択をするさまが描かれる。しっかり者のマナを田辺、ルーズなナナミを小出、天然で明るいユカを森田が演じる。

田辺は「異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分、是非楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメント。小出は「脚本を読ませていただいた時、宇賀那監督の真っ直ぐな眼差しに胸がキュッと締め付けられました」、森田は「唯一無二な宇賀那さんワールドに参加出来たことも、桃子ちゃんと薫さんと手を取り合った時間も、とても嬉しい出来事でした」と振り返っている。

「愚鈍の微笑み」は2023年に公開される予定。

田辺桃子 コメント

田辺桃子演じるマナ。

「愚鈍の微笑み」のこの世界感とキャラクター達の個性的で心地いい時の流れに自分も溶け込んで参加できたことを本当に嬉しく思います。以前、宇賀那組の「異物 -完全版-」でご一緒した薫さんと、友人の想と共演できたのもご縁を感じました。私が演じさせていただいた「マナ」は真面目で、冷静に考えながら周りの人を前向きに引っ張っていく性格で、3人のバランスをとる役割でもあり、私もマナの前向きさにセリフを言いながら背中を押されていました。
異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分、是非楽しんでもらえたら嬉しいです。

小出薫 コメント

小出薫演じるナナミ。

ある日、突然日常が変わる。それを何かや誰かによって本当に突然奪われてしまったとしたら、そこに湧いてくる感情は怒り? 哀しみ? それとも憎しみ? 最初に脚本を読ませていただいた時、宇賀那監督の真っ直ぐな眼差しに胸がキュッと締め付けられました。仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました。
きっと、大事な人に伝えたい事はどんな時代でも、いつだって同じな気がします。そんな事を思いました。

森田想 コメント

森田想演じるユカ。

ユカ役を演じました、森田想です。撮影のある二日間、役と同化すると自然と現実離れした気持ちで、時間というものが惜しくなる瞬間がありました。迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います。唯一無二な宇賀那さんワールドに参加出来たことも、桃子ちゃんと薫さんと手を取り合った時間も、とても嬉しい出来事でした。公開が楽しみです。是非ご期待ください。

宇賀那健一 コメント

地震もパンデミックも戦争も、少し前までは自分に降りかかることのない出来事だと思っていた。でも、そんなわけがない。
私たちは全てが起こり得る可能性を持った中、綱渡りで生きているのだ。それでも私たちは、たとえそれに気づいた後でも何も気づかないふりをして、あえて薄ら笑いを浮かべながら下らない会話を繰り出す日常を続ける。
それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています。

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(c)春巻号

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森田 想 @kokoromorita

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