「こちらあみ子」が日プロ作品賞に のん&影山祐子が女優賞、足立智充が男優賞

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第32回日本映画プロフェッショナル大賞の受賞結果が発表され、「こちらあみ子」がベストテン1位と作品賞に輝いた。

「こちらあみ子」場面写真 (c)2022「こちらあみ子」フィルムパートナーズ

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今村夏子の小説をもとにした「こちらあみ子」は、広島で暮らす少し変わった少女・あみ子のあまりにも純粋で素直な行動が、周囲の人々を否応なく変えていくさまを描いた物語。オーディションで見出された大沢一菜があみ子を演じた。

「さかなのこ」場面写真 (c)2022「さかなのこ」製作委員会

「さすらいのボンボンキャンディ」場面写真 (c)映画『さすらいのボンボンキャンディ』製作委員会/延江浩

「夜を走る」場面写真 (c)2021『夜を走る』製作委員会

主演女優賞は「さかなのこ」ののん、「さすらいのボンボンキャンディ」の影山祐子、主演男優賞は「夜を走る」の足立智充に決定。監督賞に「冬薔薇」の阪本順治が輝き、新人監督賞には「こちらあみ子」の森井勇佑と「マイスモールランド」の川和田恵真が選ばれた。すべての受賞結果は以下の通り。

1992年に創立された日本映画プロフェッショナル大賞は、プロデューサー、映画監督、脚本家、新聞記者、映画評論家、映画ジャーナリスト、ミニシアター支配人、映画宣伝担当者ら選考委員の投票と、実行委員会の独自の評価により決定される賞。授賞式は6月17日に東京・テアトル新宿で実施される。なお授賞式の開催は2018年の第27回以来、5年ぶり。

第32回日本映画プロフェッショナル大賞 受賞結果

ベストテン

1位「こちらあみ子」
2位「夜明けまでバス停で
3位「マイスモールランド」
4位「よだかの片想い
5位「夜を走る」
6位「さかなのこ」
7位「LOVE LIFE
8位「愛なのに
8位「冬薔薇」
10位「メタモルフォーゼの縁側

作品賞

「こちらあみ子」

主演女優賞

のん「さかなのこ」
影山祐子「さすらいのボンボンキャンディ」

主演男優賞

足立智充「夜を走る」

監督賞

阪本順治「冬薔薇」

新人監督賞

森井勇佑「こちらあみ子」
川和田恵真「マイスモールランド」

特別賞

死刑にいたる病」製作チーム(映画界への貢献に対して)
名古屋シネマスコーレ(長年の功績に対して)

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磯田勉 @isopie_

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