何故僕?大泉洋、歌うワニ役で「シング・フォー・ミー、ライル」吹替版に出演

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大泉洋が、ミュージカル映画「シング・フォー・ミー、ライル」日本語吹替版で主人公ライルの声を担当する。

左から大泉洋、ライル。

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本作では、歌でしか思いを伝えられないワニのライルが、孤独な少年と心を通わせるさまが描かれる。「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・スペックジョシュ・ゴードンが監督を務め、オリジナル版ではシンガーソングライターのショーン・メンデスがライルを演じた。

大泉は2022年夏から歌のレッスンに取り組み、英語詞のオリジナル曲をマスターしたうえでボイステストを受けたそう。審査を担当したアメリカのクリエイティブスーパーバイザーは、その声を「スウィートでエモーショナルで、純粋で温かった」と絶賛する。

大泉は「初めてこの仕事のオファーを受けた時は、『何故僕?』と思いました」と率直な心境を明かし、「あれは『歌』ではなく、紛れもなく『芝居』でございました」とレッスン、ボイステスト、収録の日々を振り返る。そして「ショーンも最高ですが、もしよろしければ吹き替え版もよろしくお願いします(笑)」と呼びかけた。

YouTubeでは、大泉のインタビュー映像と字幕版「Top Of The World」のミュージカルシーンが公開された。

「シング・フォー・ミー、ライル」は3月24日より全国ロードショー。

大泉洋 コメント

初めてこの仕事のオファーを受けた時は、「何故僕?」と思いました。台詞はない。歌うだけのワニのライルの日本語吹き替えだと。しかも、本国アメリカでは、ショーン・メンデスがライルの歌声を担当している。私でも知っていた、あの若くて、めちゃくちゃ歌の上手い、そして凄いイケメンの彼。更に「なんで僕に?」と思ったのですが。
その全てが逆に面白くなってしまって、つい受けてしまいました。日本の皆さんすみません。アメリカではショーンですが、日本の吹き替えは大泉洋です。
日本だけオッサンですみません。そんな軽い気持ちで受けてしまったのですが、とんでもなく、努力が必要な仕事で大変でした。ライル役をやるにあたってまず、オファーされたにも関わらず、本国アメリカのテストをパスしないといけないことから始まり、それに向けて歌のレッスン、そしてパスしたのちの本番の歌入れのとんでもない難しさ。ただ上手く歌えば良いわけではないその難しさに、まいりました。
あれは「歌」ではなく、紛れもなく「芝居」でございました。2022年の夏から秋にかけてとても充実した期間を過ごさせていただきました。ショーンと向き合い続けた日々でした。ありがとうショーン。いつか君と会って、俺たちやったぜとハグしたいです(笑)。とにかく素晴らしい音楽に溢れた、子供から大人まで全ての人々が楽しめる映画です。是非、映画館でご覧ください。ショーンも最高ですが、もしよろしければ吹き替え版もよろしくお願いします(笑)。

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