「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」ゴッサム賞で長編映画賞に

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アメリカの映画賞・ゴッサム賞2022の受賞結果が発表された。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」日本版キービジュアル (c) 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

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「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 (c) 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

最優秀長編映画賞を受賞したのは、A24が贈る「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」。コインランドリーを経営するエヴリンが夫のウェイモンドに並行世界(マルチバース)へ連れていかれ、全人類の命運を懸けた闘いに挑んでいく物語だ。エヴリンをミシェル・ヨーが演じた。なおウェイモンド役のキー・ホイ・クァンは今回、最優秀助演賞を受賞している。

「あのこと」ポスタービジュアル (c) 2021 RECTANGLE PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINÉMA - WILD BUNCH - SRAB FILM

最優秀国際映画賞は、第78回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞の金獅子賞に輝いた「あのこと」。中絶が違法だった1960年代のフランスを舞台に、望まぬ妊娠をした主人公が未来をつかむためにたった1人で闘う12週間が映し出される。オードレイ・ディヴァンが監督、アナマリア・ヴァルトロメイが主演を務めた。

「TAR(原題)」 (c) 2022 FOCUS FEATURES LLC.

最優秀脚本賞は「TAR(原題)」の監督・脚本を担当したトッド・フィールド。同作はドイツの有名オーケストラで女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ターの物語だ。リディアをケイト・ブランシェットが演じた。

「あのこと」は12月2日、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は2023年3月3日、「TAR」は2023年中に公開。

※「TAR」のAはアキュートアクセント付きが正式表記

ゴッサム賞2022 主な受賞結果

最優秀長編映画賞

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

最優秀ドキュメンタリー賞

「All That Breathes(原題)」

最優秀国際映画賞

「あのこと」

ブレイクスルー監督賞

シャーロット・ウェルズ「Aftersun(原題)」

最優秀脚本賞

トッド・フィールド「TAR」

最優秀主演賞

ダニエル・デッドワイラー「Till(原題)」

最優秀助演賞

キー・ホイ・クァン「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

ブレイクスルー俳優賞

グラシヤ・フィリポヴィッチ「ムリナ」

ブレイクスルーシリーズ(40分超)

「Pachinko パチンコ」

ブレイクスルーシリーズ(40分未満)

「Mo/モー」

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松下 剛 @244matsushita

3作品ともギャガ ありがたや https://t.co/a9NPARYZEW

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