「君に届け」Netflixシリーズとして実写化!南沙良が爽子に、風早は鈴鹿央士

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南沙良鈴鹿央士の共演で椎名軽穂のマンガ「君に届け」がドラマ化。テレビ東京とNetflixが共同制作するNetflixシリーズとして2023年3月より全世界独占配信される。

黒沼爽子役の南沙良(左)と風早翔太役の鈴鹿央士(右)。

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2005年から2017年まで別冊マーガレットで連載された原作は、地味で陰気な見た目のため周囲から“貞子”と呼ばれていた女子高生の黒沼爽子と、クラスで慕われている人気者・風早翔太の純粋な初恋を描いたラブストーリー。実写映画やテレビアニメ、ゲームなどさまざまなメディア展開が行われ、2018年に最終巻となる30巻が発売。その後も本編最終回後を舞台にしたスピンオフ「君に届け 番外編~運命の人~」が2022年まで不定期に発表された。

映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」やドラマ「ドラゴン桜」の南が爽子役で主演を務め、映画「蜜蜂と遠雷」とドラマ「六本木クラス」で知られる鈴鹿央士が風早を演じる。脚本はドラマ「高嶺のハナさん」の宮本勇人が担当。監督には映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」「四月は君の嘘」の新城毅彦と「ディアーディアー」「ハローグッバイ」の菊地健雄が名を連ねている。

発表にあたり、南は「原作を何度も読み返しながら、できる限り原作に忠実に臨みました。爽子ちゃんの真っ直ぐな想いに私自身も動かされることが何度もあったので、観ていただける方にも、爽子ちゃんの想いが届けば良いなと思っています」とコメント。鈴鹿は風早を演じるうえでの思いを「彼の持つ“葛藤”や”空気感”を大切にしようと思いました。クランクインしてからすぐは、“爽やか”という言葉に囚われてしまいましたが、監督と相談をしながら演じていくうちに、徐々に”風早翔太“に馴染んでいった気がします」と明かしている。

そのほか原作者の椎名、エグゼクティブプロデューサーを務めるNetflixの佐藤菜穂美、プロデューサーを務めるテレビ東京の松本拓によるコメントは下記に掲載した。

南沙良 コメント

元々原作を読ませていただいていたので、お話を聞いたときは率直に驚きと嬉しさが同時に込み上げ何とも不思議な感じだったのを覚えています。気持ちが落ち着いてからは、映画化されていることもあって正直、少し不安もありました。
爽子ちゃんを演じるにあたっては、原作を何度も読み返しながら、できる限り原作に忠実に臨みました。爽子ちゃんの真っ直ぐな想いに私自身も動かされることが何度もあったので、観ていただける方にも、爽子ちゃんの想いが届けば良いなと思っています。
この作品は、色んな形の優しさで溢れていて、当たり前にあるものの大切さを改めて実感できる作品になっていると思います。たくさんの方に、この作品の想いが届きますように。楽しみにしていただけたら嬉しいです。

鈴鹿央士 コメント

「君に届け」の作品は実写映画版を観ていたので、この作品の出演が決まった時はどうやって自分なりにアプローチしていこうかなど、たくさん悩むこともありましたが、原作の持つ力が背中を押してくれることを信じて、真っ直ぐ突き進んでいこうと思いました。
風早くんを演じるにあたり彼の持つ“葛藤”や”空気感”を大切にしようと思いました。クランクインしてからすぐは、“爽やか”という言葉に囚われてしまいましたが、監督と相談をしながら演じていくうちに、徐々に”風早翔太“に馴染んでいった気がします。
また、クラスメイトの皆さんにはいつも親身に寄り添って支えてくれて、助けられながら撮影していた記憶があり感謝しています。
「君に届け」は、たくさんの方の想いがこもった作品だと思います。その想いを大切にし、そしてドラマ版「君に届け」を最高の作品にするために全員で向き合った作品です!是非、宜しくお願い致します。

椎名軽穂 コメント

ドラマ化のお話をいただいて、南さんのやさしい雰囲気や、鈴鹿さんのあどけない笑顔を知って以来、きっとすてきなドラマになる!と、私もとても楽しみにしていました。まだ内緒にされている俳優さんたちもすてきな方々です。
原作や映画を応援してくれた読者の方も、君に届けを知らなかった方も、このドラマを一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです! よろしくお願いします!

佐藤菜穂美 コメント

世界中のファンの方々に今なお愛されている「君に届け」ドラマ化の機会をいただき、大変光栄に思います。現在もまだ制作は続いていますが、原作がもつ普遍的な魅力、ストーリーテリングの力強さを、実写ドラマという形を通して、今、伝えていく意義を、ただただ考え続けました。さまざまな出会いの季節、少しだけ背中を押してくれるような勇気と、想いが届くその喜びを、世界中のNetflixメンバーの皆さまにお届けできることを楽しみにしております。

松本拓 コメント

この度、南沙良さん、鈴鹿央士さんを迎え、「君に届け」を映像化させて頂くこと、大変嬉しく思います。
コロナ禍という大きな岐路に立たされ、人と人とのつながり、絆、愛情、そういったものがなかなか感じにくくなった今この世の中において、「君に届け」で描かれる青春群像劇は改めて多くの方の心に響くものがあると感じております。
何気ない日常の中に感じるささやかな幸せや人の温かみ、このドラマによってまた少し、「生きる」ということが豊かになっていくことを祈っております。ご期待ください。

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読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“脚本はドラマ「高嶺のハナさん」の宮本勇人が担当”/「君に届け」Netflixシリーズとして実写化!南沙良が爽子に、風早は鈴鹿央士 - 映画ナタリー https://t.co/1nTbDzuo4w

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