「
本作では、ワンと鳴けない犬のハウと少し気弱な市役所職員・民夫の絆が描かれる。田中が保護犬になっていた大型犬を引き取り“ハウ”と名付ける民夫、ベックがハウを演じ、民夫の同僚である桃子に池田、民夫がハウと出会うきっかけを作る鍋島夫妻に野間口徹と渡辺、深刻なDVに遭い修道院のシェルターに保護された女性めぐみにモトーラ、震災の風評被害に心を痛める中学生・麻衣に長澤が扮した。
田中は撮影を振り返りつつ、「ベックはやんちゃなので、突然マックススピードで走り出すんですよ（笑）。僕も体力に自信があるので『俺を振り切れると思うなよ！』と思って走るんですけど、めちゃくちゃ速くて。ベックは、尻尾を振りながら『よーいスタートはいつですか？』って顔をするんです。自由奔放さに癒やされました」と笑みをこぼす。
犬童は「初対面のベックに向かっていく田中圭が、オープンマインド140%ぐらいだったんです。ベックは大きいんですけど、警戒心0で。2年ぐらい前から知り合いみたいに『ベックー！』ってなってて（笑）。そんなに心を開けるんだとびっくりしました」と報告。渡辺も「田中さんとベックが見合ったとき、本当に愛しいと思う瞬間がありました」と伝える。
「宝物のような作品」と本作を表現する池田は、ベックについて「大きなボディにたくさん愛が詰まっている。瞳がすごく好きで。心がぎゅーっとなります。取材の際にはライターさんも骨抜きにされています」と愛情たっぷりにコメント。モトーラも「（ベックは）そこにいるだけで大丈夫だよって思えるような存在。安心感があります」と、長澤も「ベックに会うと悩みが一気に吹き飛ぶような、優しくて輝いている存在ですね」とほほえんだ。
イベント中盤には登壇者が感動したシーンを問われる場面も。田中は「ハウが雨宿りしながら鳴いているところとか、もうズキューンでした。これは皆さん覚悟したほうがいいですよ」と力説し、池田は「桃子が民夫に弱音を吐くシーンがあるんですが、その言葉が役を通り越して、自分にも残ったんです。理不尽なことがあったときに、こういう解消法があるのかと腑に落ちました。そのシーンを探してみてほしいです」と語る。
最後に田中は「この映画を観終わったあと多幸感に包まれました」と述べ、「皆さんも幸せをお家に持ち帰って、ぐっすり寝てほしいです」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
斉藤ひろしの小説を映画化した「ハウ」は、8月19日に全国で公開。
関連記事
田中圭の映画作品
リンク
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Completion screening event of new movie "Haw" at Marunouchi TOEI on 1 Aug 2022 - Tanaka Kei, Ikeda Elaiza, Watanabe Makiko, Motola Serena & Nagasawa Itsuki; showing from 19 Aug 2022
https://t.co/23Sut3j6Hy https://t.co/0uehrQuXgE