タイホラー「女神の継承」監督&キャスト来日、ナ・ホンジンの助言は「怖くしなくていい」

6

113

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 39 57
  • 17 シェア

女神の継承」の初日舞台挨拶が本日7月29日に行われ、来日したキャストのサワニー・ウトーンマナリルヤ・グルモンコルペチ、監督のバンジョン・ピサンタナクーンが登壇した。

「女神の継承」初日舞台挨拶にて、左からサワニー・ウトーンマ、ナリルヤ・グルモンコルペチ、バンジョン・ピサンタナクーン。

大きなサイズで見る(全8件)

「女神の継承」の上映スケジュールはこちら

「哭声/コクソン」のナ・ホンジンが原案・プロデュースを担当した本作。先祖代々続く祈祷師の一族に生まれるも、呪術を信じない女性ミンが何者かに取り憑かれ、人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すさまが描かれる。祈祷師のニムをウトーンマ、ミンをグルモンコルペチが演じた。

バンジョン・ピサンタナクーン

撮影が行われたのはタイ東北部のイサーン地方。撮影前に1年ほどリサーチしたというピサンタナクーンは「祈祷師に会ったり、いろいろな地方にも行きました。イサーン地方は迷信や神秘的な場所がある土地。タイ人の自分としても、珍しくて美しい場所なので、絶対にここで撮りたいと思いました。じっくり映像をご覧ください」と呼びかける。

ワニー・ウトーンマ

ナリルヤ・グルモンコルペチ

映画の公開前から祈祷シーンが話題になっており、ウトーンマは「普通の儀式より大掛かりになりました。場所が神秘的だったので、観客の皆さんにも気に入っていただけると思います」とアピール。グルモンコルペチは「霊に取り憑かれる前と後どちらも難しかったです。演じるときは怖いと思っていなかったですが、映画館で観たら自分自身が怖くなりました!」と感想を口にした。

またピサンタナクーンは、韓国のスタッフチームとの制作を振り返って「特にナ・ホンジンからはたくさんのことを教えてもらいました。彼は私を後押ししてくれて、例えば『怖くしなくていい、むしろ新しいことをやってみたら?』とアドバイスしてくれました。こういう考え方だから、この監督はすごい作品を作るんだと思いました」と深く感謝した。

「女神の継承」はシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。

※「女神の継承」はR18+指定作品

この記事の画像・動画(全8件)

(c)2021 SHOWBOX AND NORTHERN CROSS ALL RIGHTS RESERVED.

読者の反応

  • 6

ポニーキャニオン映画部公式 @ponycanyon_eiga

ニムさんめっちゃ人のいいおば様な写真で、親しみ感じます… https://t.co/vQlKxx5soj

コメントを読む(6件)

おすすめの特集・インタビュー

バンジョン・ピサンタナクーンの映画作品

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 女神の継承 / バンジョン・ピサンタナクーン / サワニー・ウトーンマ / ナリルヤ・グルモンコルペチ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。