「TANG」二宮和也と満島ひかりがサプライズ登壇、学生たちの悩みに回答

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TANG タング」の公開直前イベントが本日7月26日に東京・日本大学文理学部のセンターホールで行われ、キャストの二宮和也満島ひかり、監督の三木孝浩が登壇した。

左から三木孝浩、二宮和也、満島ひかり。

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三木孝浩

映画の上映後、まずは三木がステージへ。大きな拍手で迎えられた三木は「上映後の皆さんのお顔を拝見できるのは今日が初めてなのでうれしいです」と満面の笑顔で話し、「日本人的には『ドラえもん』だったり『鉄腕アトム』だったり、心を持つロボットとの友情を描いたものは親しみやすい。原作は海外ですが、日本人の心に響く物語」と説明する。

MCからサプライズ登壇の感想を聞かれ、「僕は知っていたので」と返して笑いを取る二宮和也(左)。

三木が「学生さんがこれだけ集まっているということで、僕だけの話を聞いても仕方ないですよね」とニヤリとした表情を浮かべると、二宮と満島がサプライズで登場。会場は異様な熱気に包まれた。二宮は「盛り上がっていただいてホッとしてます。拍手だけでもありがたいのにキャーと言っていただいて」と喜びをあらわに。満島は「二宮さんが来たらキャーって言いますよね! 大学生って若いですね……ここから見ている景色がキラキラしていて」と、学生たちに負けず劣らずの輝いた目で語る。

満島ひかり

劇中に登場するロボット・タングと同じ色の服を着てきた三木。二宮は「撮影ではタングに……監督に演出を付けてもらって」とイジりつつ、「『ここはこのまま行こう』『もうちょっとこうしてみよう』とカットごとにハンドリングしてもらいました」と感謝を伝える。タング目線の映像を撮るため、撮影ではカメラ目線でセリフを言うことがあったという。満島は「感情がないものに対しての愛情は持っているので。椅子に話しかけるときもあるじゃないですか」と独特な感性をのぞかせ、二宮に「めちゃめちゃあるあるみたいに言ったね」とツッコまれていた。

映画に登場するセリフ「きっと大丈夫」を学生に向けて言う二宮和也。

イベントでは、二宮らが学生の悩みを聞く場面も。「人前でギターを演奏する際、どうしたら緊張を克服できるか」という相談者に対して、二宮は「僕は緊張と緊張感は別物だと思っています。僕らも緊張しますし、なくすことはできない。緊張感を持って物事に取り組むと、何が足りていないのかが見えてくると思います」とアドバイスを送り、映画に登場するセリフ「きっと大丈夫」を披露する。

満島ひかり

また満島には「ゼミの後輩を好きになってしまった。うまくいくように応援してほしいです」という相談が。「好きになっちゃったんですね。いいですよね恋って」と優しく相談者を見つめる満島は、「うまくいってもいかなくても、人を好きになっているあなたが素敵だと思います」と話して拍手を沸き起こした。

最後の挨拶で二宮は「のび太が主役のはずなのにタイトルは『ドラえもん』なんだなと前から思っていたんです」と切り出す。そして「数年後に、主役は健なのにタイトルは『TANG タング』なんだって思うとは(笑)。そういうことがあっても悔しがらないで、誰かの支えになるように皆さんがんばってください」とエールを送った。

「TANG タング」は8月11日より全国でロードショー。

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(c)2015 DI (c)2022映画「TANG」製作委員会

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__悠__ @springbear

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