萩原みのり主演「N号棟」不気味なポスター完成、山谷花純ら共演者コメントも

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萩原みのり主演作「N号棟」のポスタービジュアルが完成。あわせて共演者の山谷花純倉悠貴筒井真理子からコメントが到着した。

「N号棟」ポスタービジュアル

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「N号棟」より、萩原みのり演じる史織。

「N号棟」は岐阜・富加町で実際に起きた事件をもとにしたホラー。大学生・史織たちが、霊が出るとうわさの廃団地を興味本位で訪れ、怪奇現象を体験するさまが描かれる。死恐怖症(タナトフォビア)を抱える史織を萩原が演じ、「世にも奇妙な物語」で数多くの作品を演出・プロデュースしてきた後藤庸介が監督および脚本を担当した。

史織と一緒に団地に乗り込む大学生・真帆を演じた山谷は「観てくださる方々の心にそっと冷たい風が吹いたら良いなと願っております」とコメント。史織たちの仲間・啓太役の倉は「撮影をしているはずなのに、皆何かに取り憑かれているような、不思議な体験をしたのを覚えています」と振り返る。また団地の住人・加奈子を演じた筒井は「この映画は後藤監督の死生観が凝縮した、ホラーでありながら『生きることと死ぬこと』への祈りのような作品だと思っています」と本作を紹介した。

「N号棟」は4月29日に東京・新宿ピカデリーほか全国ロードショー。MotionGalleryでは、さらなる公開拡大を目指してクラウドファンディングが3月31日まで実施される。

山谷花純 コメント

山谷花純

私が演じさせて頂いた真帆は、みのりちゃん演じた史織と真逆な女性でした。何に対しても疑問を抱かず、すんなりと受け入れてしまう。高く着飾っているだけで、本当は凄く幼い心を持っている人なんだろうなって演じながら感じました。生と死の間に誕生した世界がN号棟だと思います。死を肯定するのではなく、閉鎖的な空間の中だからこそ崇められた特殊な死の価値観。観てくださる方々の心にそっと冷たい風が吹いたら良いなと願っております。

倉悠貴 コメント

倉悠貴

撮影をしているはずなのに、皆何かに取り憑かれているような、不思議な体験をしたのを覚えています。人間の不気味さや狂気、集団心理、思想、生と死など、撮影をしながらも自分もよく考えさせられました。この映画はホラーというジャンルに括れないと思います。是非、ご覧いただければと思います。

筒井真理子 コメント

筒井真理子

この映画は後藤監督の死生観が凝縮した、ホラーでありながら「生きることと死ぬこと」への祈りのような作品だと思っています。加奈子が巻き起こす混乱が、死の恐怖を抱える主人公史織の心を揺さぶります。家族の問題を突きつけられた主人公を萩原みのりさんは、その内面のすべてを丸抱えしてリアルに体現していました。撮影現場での萩原さんの追い込まれた姿には現実と虚構の世界が混ざり合い、それを乗り越えようと真に迫りくるものがありました。加奈子が史織を抱きしめるシーンでは、私は萩原さんを心から加奈子として抱き締めていました。それはとても幸せで清々しい瞬間でした。史織を生きる萩原さんの演技をぜひ大きなスクリーンでご覧いただきたいです。

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(c)「N号棟」製作委員会

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