第44回山路ふみ子映画賞の贈呈式が本日11月26日に東京・日本教育会館 一ツ橋ホールで行われ、受賞者の
戦前を中心に女優として多くの映画に出演しながら、戦後は実業家として活動した山路ふみ子。山路の私財を投じて設立された文化財団が主催する同賞は、映画人の育成を図り、功績をたたえるために毎年発表されている。今回は2020年11月1日から2021年10月31日に公開された映画が対象となった。
役所広司を主演に迎えた「
功労賞を授与された倍賞は「50年以上にわたる映画界への貢献に対して」という評価に「50年もやってたんですかね。いつからだったか、ずっと考えてたんだけど」と顔をほころばせる。別の受賞者にも「皆さんもずっとやってたら、こういう賞ももらえますよ」とチャーミングにコメント。「映画が大好き。でもどっちかと言うと出るよりも観るほうが好き。これからはじっくりと、もっともっと映画を観ていきたい」と話す。来場者からの質問で共演の多い原田芳雄との印象的な出来事を聞かれると、「芳雄さんとは森崎(東)さんの映画でよくご一緒して。お金がないのでお昼のお弁当も塩むすびにたくあん二切れとか、そういうことが多かった。違う監督の作品に出たときにお弁当がすごくてうれしかった思い出があります。貧しい中で作ってましたね」と振り返った。
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横浜は故郷・青森を舞台にした監督作「
尾野には「
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※森崎東の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
第44回山路ふみ子映画賞 受賞者
第44回山路ふみ子映画賞
西川美和「すばらしき世界」
第43回山路ふみ子映画功労賞
倍賞美津子「護られなかった者たちへ」など
第35回山路ふみ子福祉賞
高橋伴明「痛くない死に方」
第36回山路ふみ子文化賞
横浜聡子「いとみち」
第34回山路ふみ子女優賞
尾野真千子「茜色に焼かれる」「明日の食卓」
第32回山路ふみ子新人女優賞
清原果耶「護られなかった者たちへ」など
西川美和の映画作品
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