ジョン・カーペンター特集で「ニューヨーク1997」4Kレストア版など3本を上映

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ジョン・カーペンターの特集上映「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」が2022年1月7日から1月27日にかけて東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺で開催決定。著名人のコメントも到着した。

「ニューヨーク1997」 (c)1981 STUDIOCANAL SAS - All Rights Reserved

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「ゼイリブ」 (c)1988 STUDIOCANAL S.A.S. All Rights Reserved.

「ザ・フォッグ」 (c)1979 STUDIOCANAL

カーペンターが手がけた3作品を上映する本特集。ラインナップには、異星人の正体を判別できる特殊なサングラスを手に入れた主人公をロディ・パイパーが演じた「ゼイリブ」、100年前の恨みを晴らすため現れた亡霊たちの恐怖をつづった「ザ・フォッグ」が並んだ。またカート・ラッセル扮する元特殊部隊の囚人スネーク・プリスキンが、体内に埋め込まれた時限爆弾の解除と引き換えに監獄のギャングたちの人質となった大統領を救出する物語「ニューヨーク1997」が、1981年の劇場公開から40年ぶりにリバイバル上映。3作品とも4Kレストア版でスクリーンにかけられる。

「ニューヨーク1997」 (c)1981 STUDIOCANAL SAS - All Rights Reserved

マンガ家の荒木飛呂彦は「現在観返しても、昔から考えても、ジョン・カーペンター作品は本当に革進のSF・ホラーエンターテインメントなのだ!と改めて思う。それはロックだ。その登場人物たちも音楽も現在へ受け継がれている世界観も」と述べ、俳優の柄本佑は「大大大好きなカーペンターの傑作3本! 見逃す手はありませんぜ! ジョンはいつだって我々観客へのサプライズを忘れない、粋な男です」とコメントした。

ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022

2022年1月7日(金)~27日(木) 東京都 ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺

荒木飛呂彦(マンガ家)コメント

現在観返しても、昔から考えても、
ジョン・カーペンター作品は本当に革進のSF・ホラーエンターテインメントなのだ!と改めて思う。
それはロックだ。その登場人物たちも音楽も現在へ受け継がれている世界観も。

押井守(映画監督)コメント

この三本より「要塞警察」が好きなんです。
セーター姐さんがリボルバーを片手でリロードするシーンが最高です。
ジョン君が演奏してる単調なシンセも脳に焼き付いてます。

奥浩哉(マンガ家)コメント

ジョン・カーペンター監督は僕の漫画人生でも特別な
影響を与えてくださりました。
カーペンター監督の作品群のようなオリジナリティがありユニークで刺激に富んだエンタメ作品を漫画を一生描いて行けたら嬉しいです。

柄本佑(俳優)コメント

dear ジョン
早く新作撮りなさい!と、思わず声を張り上げたくなります。傑作「監禁病棟ザウォード」以来毎年のように「ジョンカーペンター 新作」と調べては、なんの情報も得られず。と、そんなある時新作が!! ジョン、新作「録って」たんですね、、、。映画撮らんと何枚アルバム作ってんですか!? 聞きましたよ! 笑っちゃったよ! どっから聞いてもカーペンター節! 最高かよ!! でもねジョン。そろそろスクリーンでも観たいので宜しくです! 大大大好きなカーペンターの傑作3本! 見逃す手はありませんぜ! ジョンはいつだって我々観客へのサプライズを忘れない、粋な男です。

マキヒロチ(マンガ家)コメント

ジョン・カーペンターをまだ観たことのない若者よ、ぜひゼイ・リブを映画館で観て欲しい。そしてこんな時代だから色んなものを疑って自分で考えていこう!

三宅唱(映画監督)コメント

小さい頃、父から「ピンチの時に笑うのがアメリカ映画だ。ピンチの時は笑え」と教わった。その後ジョン・カーペンターの映画を見たとき、これだ、と思った。しんどい時は、あの不敵な笑みと「ニューヨーク1997」のテーマ曲を思い出すことにしている。

白石知聖(アパレル個人ブランド“マクラウド”代表、マッドマックス・コンベンション主催)コメント

私が初めて劇場で観たカーペンター作品は「ニューヨーク1997」でした。主人公スネークは行きあたりばったりで、ドジで、派手な立ち回りもしませんが、立ち姿、ちょっとした仕草、セリフまわしがとにかく格好良かったのです。N.Y.刑務所の世界観、大半を占めるナイトシーンと音楽が醸し出すムードも抜群で、エンドテーマが耳に残っている中、劇場を出た時のあの多幸感たるや。最終上映だったので、もう夜9時過ぎ。劇場から駅への道のり、人通りの途絶えたアーケード商店街を、スネーク気分になって“心の中で”片足を引きずりながら駅へ向かったのでした。高校1年でした。久々の劇場体験が叶うなら、再びそれをやっちゃうでしょうね。

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tAk @mifu75

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