「ダンスウィズミー」NYで上映、観客の反応に矢口史靖「ダイナマイトでした」

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ダンスウィズミー」が現地時間7月19日にアメリカ・ニューヨークで行われた第13回JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ!でオープニング作品として上映され、主演の三吉彩花と監督の矢口史靖が舞台挨拶に登壇した。

左から三吉彩花、矢口史靖。

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本作は“音楽を聴くと歌って踊らずにいられない体”になってしまったOL、鈴木静香を主人公とするミュージカルコメディ。三吉は英語で「この映画はとても楽しいミュージカルコメディ映画になっています。歌ったり、踊ったり、驚きもいっぱいあります。とってもハッピーになれる作品になっていると思います、ぜひ最後まで楽しんでいってください」と挨拶した。

矢口史靖

矢口の「ミュージカルをすればするほど、不審者扱いされるという映画を作りたい」という着想から生まれた本作。「どんなミュージカル映画を観ておかしいなと思ったのですか」と問われた矢口は「『ラ・ラ・ランド』でいえば、最初の高速道路のシーンですね。あのシーンを観ると、警察があの人たちを捕まえるのは本当に大変そうだなと思います」と答えて観客を笑わせた。

三吉彩花

本作にて、吹替なしで歌唱とダンスに挑戦した三吉は「撮影が始まる2カ月前くらいに基礎から練習を始めまして、ちょうど1年前の夏だったのですがすごく暑かったです。いろいろな歌とダンスに挑戦しなくてはいけなかったため、精神的にも体力的にも練習期間が一番ハードで、クランクイン前に入院してました」と苦労の日々を明かす。続けて「でもおかげでメンタルも体力もすごく鍛えられたので、監督やスタッフの方、キャストの方とあの夏を過ごせたのは、今後の女優人生における宝物になりました。それにテーブルクロス引きもできるようになりました! テーブルクロス引きのお仕事があったら呼んでください」とジョークを飛ばした。

矢口史靖

左から三吉彩花、矢口史靖。

日本での公開に先駆けて中国、カナダの映画祭で上映されてきた本作。矢口はこれまでの海外映画祭の観客とニューヨークの観客を比較し「同じパートで笑いますけど、こちらのほうがダイナマイトでした。上海国際映画祭では、中国の観光客のシーンが一番盛り上がっていました」と振り返る。最後に矢口は「日本での公開はまだ1カ月先です。ここでお客さんがどれだけ反応してくれるかということが、日本での公開に向けてのテストと思っていた部分もあって、後ろでこっそり反応を見ていました。皆さんの反応を見て、日本でも絶対ヒットするという自信を持てました。ありがとうございます!」と感謝。三吉も「私も皆さんの反応を見て安心しました。これを日本に持って帰って、これが日本発のミュージカルコメディ映画だって、自信を持ってアピールしていきます。そしてアメリカでも公開できるようにぜひ、皆さんSNSでの拡散をよろしくお願いします」と呼びかけた。

「ダンスウィズミー」は8月16日より全国でロードショー。

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(c)2019「ダンスウィズミー」製作委員会

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矢口史靖監督最新作・コメディミュージカル映画『ダンスウィズミー』(8/16公開)。構想16年。7月にニューヨークで行われた第13回JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ!ではオープニング作品として上映。舞台挨拶の模様はこちら↓
https://t.co/h3edcYeL3x

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