“自分を産んだ罪”で少年が両親告訴、中東の貧困問題をレバノン人監督が描く

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レバノンの監督ナディーン・ラバキーが手がけた「Capernaum」が、「存在のない子供たち」の邦題で7月より公開される。

「存在のない子供たち」

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「存在のない子供たち」

「存在のない子供たち」

「キャラメル」で監督・脚本・主演を兼任したラバキーによる本作は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞およびエキュメニカル審査員賞を受賞。本年度のゴールデングローブ賞とアカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされた。

「存在のない子供たち」

本作の主人公は中東の貧民窟に生まれ、両親が出生届を出さなかったために自分の誕生日も知らない少年ゼイン。学校へ通うこともなく兄妹と朝から晩まで働かされているゼインは、わずか12歳で自分の両親を相手に「僕を産んだ罪」として裁判を起こす。

「存在のない子供たち」は東京・シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で公開。

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(c)2018MoozFilms

読者の反応

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iPhone太郎 @adv_iPhone

“自分を産んだ罪”で少年が両親告訴、中東の貧困問題をレバノン人監督が描く - 映画ナタリー https://t.co/FXxMg9JnDM

良さげだね。
7月からね。

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