濱田岳「ベトナムのひかり」撮影中、国仲涼子のメールに歓喜「ウオー!ってなった」

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「ベトナムのひかり~ボクが無償医療を始めた理由~ 」の試写会が本日1月10日に東京のNHK放送センターで行われ、キャストの濱田岳国仲涼子が登壇した。

「ベトナムのひかり~ボクが無償医療を始めた理由~ 」試写会の様子。左から濱田岳、国仲涼子。

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濱田岳

ベトナムで15年以上にわたって無償医療を続ける眼科医・服部匡志をモデルに、主人公の羽鳥志郎が同国で「医者の仁」を体現・実践するまでの姿を描く本作。志郎を演じた濱田は「正直思いが強すぎて、一度観ただけでは客観視できず、もう少し時間が経ってから改めて観ようと思っています」と本作への思いの強さを明かす。「服部先生の行われていることへのリスペクトやお客様にお見せするにあたっての責任があるなと、勝手に自分に課して挑みました」と述べた。

濱田岳

濱田は、ベトナムで行われた2週間のロケを振り返り「現地ではベトナム人のスタッフさんたちが、外国人を相手にお仕事するってとても大変なのに、僕らがびっくりするぐらいの働きぶりを見せてくれました。そのおかげで僕たちも負けちゃいかんとがんばることができました」と感謝を伝える。続けて、現地で服部と会った際のエピソードを紹介。「『光を取り戻す』というセリフがあるんですが、まるで歌詞のようにきれいで自分の中に落ちてこなかったんです。服部先生にどういうことなのかお聞きしたら『視力がよくなるのと光を取り戻すのでは雲泥の差がある。光を取り戻すということは物体を把握してまっすぐ歩くことができる。そうすれば、仕事に就くことができて生活の水準が上がる。光を取り戻すということはそれぐらい差があるんです』とおっしゃっていました。おかげで、その後のシーンに素直に臨むことができました」と語った。

国仲涼子

志郎の妻・結衣役の国仲は自身の役柄を「とても器の大きい妻」と表現し「なかなかの忍耐力と理解力と、女性として大事なものが備わっている人だったので、私もそうありたいなと思いながら演じていました」と述べる。演じるうえで意識したことを問われると、「夫に対して怒らない表情をしようと思っていました。羽鳥先生のセリフを1つひとつ受け止めて行こうと思ったので、相手のセリフを聞くことを大事にしました」と答えていた。

左から濱田岳、国仲涼子。

国仲は大阪での撮影のみでベトナムロケには参加しなかったものの、海外で撮影に臨む濱田やスタッフの様子を気にかけていたと語り「『撮影順調ですか?』と濱田さんにメールしたら、すごく楽しそうなごはん中の写真が送られてきたので、順調なんだなとホッとしてました」と笑う。「忘れもしないんですが」と切り出した濱田は「(現地の食事が)けっこうはっきりした味で辛いか甘いかしょっぱいかなので、みんなだんだん日本の食事が恋しくなってくるんですよ。大阪からきたスタッフが、やれラーメンが食べたいだ、ソース味の食べ物が食べたいだと言ってるときに、メイクの子に国仲さんからメールが来て『心配してくれてるよ』って言われた瞬間に、みんなでウオー!ってなった記憶があります」とガッツポーズを再現しながら明かし、会場に笑いを起こした。

「ベトナムのひかり~ボクが無償医療を始めた理由~ 」は1月12日21時からNHK総合にて放送。BS4Kでは2月3日20時45分からオンエアされる。

ベトナムのひかり~ボクが無償医療を始めた理由~

NHK総合 2019年1月12日(土)21:00~22:13
BS4K 2019年2月3日(日)20:45~21:58

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