ルカ・グァダニーノがアルジェント版「サスペリア」と出会った当時の衝撃語る

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サスペリア」の監督を務めたルカ・グァダニーノより、コメントが到着した。

「サスペリア」メイキング写真

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「サスペリア」日本オリジナルポスタービジュアル

本作はダリオ・アルジェントの「サスペリア」を再構築したホラー。1970年代ドイツを舞台に、名門バレエ・カンパニー「マルコス」に巣食う禁断の秘密が描かれる。ダコタ・ジョンソンが主人公のスージー・バニヨンを演じたほか、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、クロエ・グレース・モレッツ、ジェシカ・ハーパーが出演する。

「サスペリア」メイキング写真

「胸騒ぎのシチリア」「君の名前で僕を呼んで」で知られるグァダニーノは、10歳のとき、サマーキャンプで訪れた北イタリアの映画館で初めてアルジェント版「サスペリア」のポスターを見て、強烈なビジュアルに魅了されたという。グァダニーノは「この出会いによって、映画監督として、そして人間としての私のアイデンティティの一部が育まれた気がする」と述懐した。

そして13歳になったグァダニーノは、イタリアの国営テレビで「サスペリア」を初めて観賞し、衝撃を受ける。その当時を「私は1人で部屋に行き、鍵をかけて『サスペリア』を観たんだ。剥き出しの狂気、ありきたりのホラー映画とは違う異様な音楽、魔女という概念の持つ魅惑的な力。私は恐怖に怯えながらも、気持ちが高揚するのを感じていた。映画の印象があまりにも強烈で、ずっと心から離れなかった。とにかく“もう一度観たい、この映画について知りたい”という一心で、公立図書館へ行き、映画が公開された当時の新聞を探し出して読んだりしたよ」と語っている。

「サスペリア」の虜となったグァダニーノは、ノートに「『サスペリア』監督:ルカ・グァダニーノ、ダリオ監督の映画から着想」と書き記し、自分ならどんな「サスペリア」を作るか構想を練り始めたと明かした。

「サスペリア」は1月25日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

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森永泰史 @designyasu

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