東出昌大、シンガポール映画祭で「寝ても覚めても」が描く“愛の形”考察

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東出昌大が「寝ても覚めても」で第29回シンガポール国際映画祭に参加。現地時間12月3日に行われたガラレッドカーペットと、4日に行われた公式上映に出席した。

第29回シンガポール国際映画祭の「寝ても覚めても」公式上映に出席した東出昌大。

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左からブー・ユンファン(左)、東出昌大(右)。

大阪、東京、東北を舞台に、瓜二つの顔を持つ亮平と麦(ばく)という2人の間で揺れ動く女性・朝子の姿を描く本作。公式上映のQ&Aイベントでは、MCを務めたシンガポールの監督ブー・ユンファンが、東出に麦と亮平の2役をどう演じたのか問いかける。東出は「麦と亮平を同時期に別の作品で1人ずつ演じていたような心持ちでした。お芝居をしようと意気込むと気負いが生まれてしまうが、監督から『普通に生活を送る生きてる人間は演じない、だから役を生きた人間として演じてください』と言われました」と監督・濱口竜介からの指示を明かした。

第29回シンガポール国際映画祭の「寝ても覚めても」公式上映に出席した東出昌大(中央)。

劇中で登場する方言についての質問が飛び、東出が「舞台は大阪、東京、東北。でもこの3つはオーストラリア、イギリス、アメリカほどの言葉の違いがあるんです。麦はイギリス英語、亮平はアメリカ英語」と説明すると観客から感嘆の声が上がる。また、本作で描かれた愛の形について「主題歌の『RIVER』に『ふたりの愛は 流れる川のようだ、とぎれることないけど つかめない』という歌詞があって、本編でも川について濁ってる、汚い、きれいと表現するセリフがあるんです。いろんな形、色をしている川を『とぎれることないけど つかめない』と表現したこの歌詞が、映画の中で描かれる愛の解釈なのではないかと思っています」と考察を述べた。

「寝ても覚めても」は全国で公開中。

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