大森立嗣監督作「タロウのバカ」主演は15歳のモデルYOSHI

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大森立嗣が監督と脚本を担当する「タロウのバカ」の主演俳優が、15歳のモデルYOSHIに決定した。

YOSHI

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大森立嗣

本作は、一度も学校に行ったことがない少年タロウの物語。常識の枠にとらわれない主人公タロウを演じる俳優を探すため大森はオーディションを実施したが、イメージ通りの人物はなかなか見つからなかった。そんな中、以前からその存在を気にかけていたYOSHIに大森はアプローチ。実際に対面してすぐに、タロウ役での出演をオファーした。

Off-whiteやHELMUT LANG、X-girl、Nikeなど数々のファッションブランドのモデルとして活躍するYOSHI。演技は未経験だが、撮影に入るまでに大森から演技指導を受け、入念なリハーサルに臨んだ。作品は9月中旬にクランクインしており、現在撮影中だ。YOSHIは「大森監督の第一印象は“変態”ですね(笑)。僕は『男は変態であるべき』って勝手に思ってるんですよ。そっちの方がかっこいいんじゃないかって、男として。映画の完成が今から楽しみですが、とにかく、頑張ります!」と述べている。

「タロウのバカ」は2019年に公開される予定。

YOSHI コメント

この話を頂いたとき、台本の内容も強烈だったので、家族には最初は反対されたんですが、僕の気持ちとしては今回、興味本位でやってみる、って感じですね。演技自体が初めてですが、不安よりも楽しみの方が大きいです。でも、一発目が主役となるとプレッシャーはすごいです。演じることがどういうことかは、まだわからないところが多いんですけど、自分のできる限りの表現をしていきたいと思っています。大森監督の第一印象は“変態”ですね(笑)。僕は「男は変態であるべき」って勝手に思ってるんですよ。そっちの方がかっこいいんじゃないかって、男として。映画の完成が今から楽しみですが、とにかく、頑張ります! 自分の座右の銘は「今、この瞬間を生きろ」です。

大森立嗣 コメント

今回主役に選んだのは演技経験の全くないYOSHIという15歳の少年です。300人以上の中から選ばれた少年です。でも500人に会っても千人に会っても、出会えなかったかもしれません。これまで映画をやってきてこんな子供を見たことがありません。私にとって彼は純粋な驚きでした。決して物分かりのいい、躾のできた、行儀のいい子供ではないです。だからこそ彼は今この世界で闘っています。僕はここにいると叫んでいます。僕は振り向かない。振り向くのはあなたたちだと言っているようです。彼の純粋な眼差し、未完成な体で駆け回る姿、叫び、笑い、涙する姿がこの映画に命を注ぎ込みます。彼の純度がスクリーンを通してやがて観客に、感動を呼び込むと確信しています。

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松田篤史🪬 @matsudaatsushi

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