超特急が好きな“細田ヒロイン”語る、「未来のミライ展」開会式に細田守と出席

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本日7月24日に東京・東京ドームシティ Gallery AaMoにて「未来のミライ展~時を越える細田守の世界」の開会式が行われ、「未来のミライ」の監督・細田守、イベントのオフィシャルサポーターを務める超特急が出席した。

超特急と細田守(左から3番目)。

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くんちゃんと手をつないで登場した細田守。

細田守

明日7月25日より、同所では「未来のミライ」の公開を記念した展示イベント「未来のミライ展~時を越える細田守の世界」が開催される。細田は「『未来のミライ』だけじゃなく過去作も展示の中に入っていて、重層的な表現にわくわくする展示だなと思います。劇中に出てくる“黒い新幹線”のとある怖い仕掛けがある座席が再現されていることがとてもうれしかった。来場していただいた方に腰掛けていただいてじっくり楽しんでほしいです」と笑顔を見せる。そして「アニメーションを映画だけでなく立体的な展示として見る機会はなかなかないと思う。映画を観てから展示を見ても、展示を見てから映画を観てもいいし、さまざまな楽しみ方ができると思います」とアピールした。

くんちゃんとコミュニケーションをとる超特急メンバーと、細田守のほうを見つめるリョウガ(左から2番目)。

くんちゃん(右)に凝視されるユースケ(左)と、2人を見守るタカシ(奥)。

続いて“黒い新幹線”から超特急のメンバーが元気よく登場。アニメ好きのリョウガは「観る人によって感じ方が違う作品だなと思ったので、全人類が観るべき映画だなと思いました」と映画の感想を話し、司会者に細田作品の魅力を問われると「背景美術が恐ろしいほどきれい。写真だと思うほどなんですが、筆で丁寧に描かれているんですよね。それと、どの作品も非現実的な世界観が描かれていると思うんですが、その中で現実的なことが知れるところも好き。それにプラスして……“ケモノ属性”が僕は好きです」と熱っぽく語る。リョウガの言葉を聞いた細田は「なんだか、すごくたくさんのことをわかってらっしゃるなっていう感じですね(笑)」と喜ぶ。

ミライちゃんの等身大フィギュアの前で行われた囲み取材では、リョウガと同様にアニメ好きのユーキが細田に「声優さんについてのこだわりは?」と質問する。「俳優さん、声優さんに限らず役に合う方がいたらぜひお願いしたいと思っているので、皆さんも今度オーディションに来てください」と細田が答えると、ユーキは「うち、声がいいメンバー(リョウガ)もいたりするので! オーディション、行かせていただきます!」と宣言した。

細田守(左)に熱い思いを伝えるリョウガ(左から3番目)。

ミライちゃんや自身の作品の歴代ヒロインと並んだ超特急メンバーを見た細田が「こうやってうちの映画のヒロインと並んでもらうと、それぞれに恋人ができたような気持ちになりますね。恋愛ものが素敵な感じがします」と述べる場面も。この言葉にメンバーは「やってみたい!」「うれしいです!」と興奮した様子を見せた。その流れから「細田作品の中で好きなヒロインは?」という質問が投げかけられる。リョウガは「迷うところではあるけれど(「サマーウォーズ」の)夏希ちゃん。ちょっと強気な性格なんかも好きですね」、ユースケは「『バケモノの子』の楓ちゃん。勉強を教えてくれるので! 僕バカなんで学びたいです」、タカシは「『おおかみこどもの雨と雪』の花さん。おてんばでがんばり屋なところに心打たれます」とそれぞれ返答した。ミライちゃんを挙げたユーキが「理由はシンプルで、まだ汚れてないからです! ミライちゃんは本当に素直!」と思いを明かすと、細田は「なんならまだ赤ちゃんですからね」と顔をほころばせながらツッコんだ。

「未来のミライ」は全国にて公開中。

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成川友仁 @toyamagenki

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