ドナルド・サザーランドの息子が主演、殺人を犯した医師の逃避行描く「逆行」公開

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ドナルド・サザーランドの息子であり、キーファー・サザーランドの異母弟であるロッシフ・サザーランドの主演作「River」が、「逆行」の邦題で公開される。

「逆行」 (c)2015 APOCALYPSE LAOS PRODUCTIONS LTD.

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「逆行」ポスタービジュアル (c)2015 APOCALYPSE LAOS PRODUCTIONS LTD.

本作でロッシフが演じるのは、ラオスでNGOの医療活動に従事するアメリカ人医師ジョン・レイク。ある日ジョンは、心身を癒やすために訪れたリゾート地で地元の女性を暴行した観光客と揉み合いになり、図らずも相手を殺害。指名手配犯となってしまったジョンは逃亡し、隣国のタイを経由してアメリカに帰国する道を探る。

監督を務めたのはカナダの新鋭ジェイミー・M・ダグ。「トレマーズ4」のサラ・ボッツフォード、「オンリー・ゴッド」のヴィタヤ・パンスリンガムがロシフの脇を固めている。

「逆行」は3月11日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。

ジェイミー・M・ダグ コメント

長編映画の撮影は、ロケーションに関わらず非常に大変なものです。映画の基盤がない共産主義独裁政権下であれば、その挑戦と苦難はさらに増します。内紛、猛暑、病気や過密なスケジュール、そして独裁主義政府の妨害に直面しながらも、7カ国から集まった我々30人のクルーはラオスで初の北米映画の撮影をやり通すことができました。
10年前に初めてラオスを訪れた私は、すぐに南の島々の怪しげな美しさに魅了されました。濁ったメコン川に囲まれながら、対照的に、タイへと続く陽気なビーチと美しい海もある。
その後再び訪れたとき、状況をよくするためのある行動が、予期せず悪い結末を招いてしまうというアイデアを思いつきました。そのアイデアと、私たちが日常で幾度となく行っているありふれた選択をいかに関連付けられるか。一見なんでもない1つの選択が、突如悲劇的で手に負えない状況を招くことがあるのです。スタンリー・キューブリックによれば、「この世で最も恐ろしいのは、敵意ではなく、無関心である」。この映画の主人公が窮地に陥るきっかけとして、その無関心が、人々を惹き付けるものになると思ったのです。
また「逆行」は、我々人間が持っている暴力性に関しても描いています。私たちは本来暴力性を持って生まれ、環境や教育によって、その原始的な欲求を制御する術を学びます。不都合な事態が重なれば、どんな穏やかな人間もその暴力性が浮き彫りになってくるのです。ジョン・レイクが、癒やす人(医師)から殺人者に成り果てたように。

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風葉 @speed6

この監督、ずいぶん無知と偏見に満ちたダメな人ですねえ。: ドナルド・サザーランドの息子が主演、殺人を犯した医師の逃避行描く「逆行」公開 - 映画ナタリー https://t.co/PnZ9liEK7s

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