安田顕が主演作で“最強の脇役”に、「俳優 亀岡拓次」2016年1月公開

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演劇ユニットTEAM NACSの安田顕が主演を務める「俳優 亀岡拓次」が、2016年1月に公開されることがわかった。

「俳優 亀岡拓次」 (c)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会

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「ウルトラミラクルラブストーリー」「りんごのうかの少女」の横浜聡子が6年ぶりに長編映画の監督を務めた本作は、戌井昭人による同名小説をもとにしたヒューマンコメディ。音楽は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」や「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」の大友良英が担当する。

安田が演じるのは、脇役をメインに活動している37歳の俳優、亀岡拓次。“最強の脇役”の異名を取る亀岡は、大作から自主映画まで幅広く“脇役”として出演しており、泥棒やホームレスなど数多の役を演じてきた。撮影現場と酒場を往復する毎日の中で、居酒屋の女将に恋をしたことをきっかけに、亀岡の人生が動き出す。

安田は「職業が俳優の主人公を演じるというのはとても得難い経験だったのと同時に難しかったです。現場では横浜監督をはじめ、素晴らしい共演者、スタッフの皆さんに囲まれ無事に撮影を終えることができました。横浜監督の世界観に、溺れんばかりにどっぷり浸かり、ときに翻弄されつつも、一喜一憂の日々でした」と撮影を振り返る。

また横浜は、安田について「亀岡が出演する映画は、青春もの、コメディ、時代もの……と多岐にわたります。毎日違う映画をつくっているかのような慌ただしい撮影の日々でしたが、振り返ると安田さんはいつも、現場の輪の中にごく自然に立っていて、何を言うわけでもなく、すうっとその世界へ入ってゆかれました。それはまさに俳優亀岡拓次そのもの、でした」と語っている。

安田顕 コメント

映画の主演というお話をいただけたことを本当に嬉しく思っております。戊井先生の原作を読ませていただき、本当に面白く、その主人公である亀岡拓次を自分が演じられることに嬉しくもありプレッシャーも感じております。職業が俳優の主人公を演じるというのはとても得難い経験だったのと同時に難しかったです。現場では横浜監督をはじめ、素晴らしい共演者、スタッフの皆さんに囲まれ無事に撮影を終えることができました。横浜監督の世界観に、溺れんばかりにどっぷり浸かり、ときに翻弄されつつも、一喜一憂の日々でした。皆様にも映画「俳優 亀岡拓次」の世界に引き込まれていただけると幸いです。是非、皆様ご覧下さい。

横浜聡子 コメント

亀岡は、何かを声高に叫んだり、熱く演技論を語ったりはしません。不器用ながら与えられた役をひたすら一生懸命やり、大好きな酒を呑み、いい女を見れば恋をする、それだけと言えばそれだけの男です。亀岡が出演する映画は、青春もの、コメディ、時代もの……と多岐にわたります。毎日違う映画をつくっているかのような慌ただしい撮影の日々でしたが、振り返ると安田さんはいつも、現場の輪の中にごく自然に立っていて、何を言うわけでもなく、すうっとその世界へ入ってゆかれました。それはまさに俳優亀岡拓次そのもの、でした。そして、安田さんの呑む酒は、とても美味そうに見えます。人生色々あるんだろうけど、いつも幸福そうに酒を呑んでいる亀岡拓次が、私は大好きです。

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砌 朱依(みぎり あけい) @overchrome

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