“どす黒い危険な闇映画”で人間狩りやニール・ヤング×DEVOの原子力コメディ上映

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企画上映「日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画」の第3弾、第4弾の開催が決定した。

「ヒューマン・ハイウェイ(ディレクターズ・カット版)」 SHAKEY PICTURES (c)MMXIV

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「懲罰大陸★USA」 (c)1971 francoise films ltd. all rights reserved.

「日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画」は、今まで一度も日本で紹介されてこなかった世界各国の映画を取り上げる企画。これまでに2度行われており、第1弾は「荒野の千鳥足」、第2弾には「SCUM/スカム」が上映された。

「ヒューマン・ハイウェイ(ディレクターズ・カット版)」 SHAKEY PICTURES (c)MMXIV

このたび決定した第3弾は、イギリスの映像作家ピーター・ワトキンスが手がけた「懲罰大陸★USA」。本作はベトナム反戦運動が激化していた1970年を背景に製作されたフェイクドキュメンタリー。その内容はアメリカ政府が反政府的と見なした者は、カリフォルニアにある“ベアーマウンテン国立お仕置公園”にて処刑されるというもので、第24回カンヌ国際映画祭での上映を経て一般公開されるもわずか4日間で打ち切られ、以降お蔵入りになった。

そして第4弾の「ヒューマン・ハイウェイ(ディレクターズ・カット版)」は、アメリカのロックバンドDEVOを主演に迎え、ミュージシャンのニール・ヤングがバーナード・シェイキーの名でメガホンを取った“原子力コメディ”。本作はDEVOの面々が働く廃棄処理場のある街が放射能で汚染され、最後には原発事故が起こり地球が滅亡するという筋書き。ヤングは製作にあたり300万ドルの私財を投資したといい、劇中にはDEVOのメンバーとの演奏シーンも。ほかのキャストにはデニス・ホッパー、シャーロット・スチュワートらが名を連ねている。

「懲罰大陸★USA」は8月29日、「ヒューマン・ハイウェイ」は9月12日より東京・新宿シネマカリテほかにてレイトショー公開される。日本では初めての公開となる“闇映画”2作品を、この機会に劇場で観てみては。

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