「MOZU」とは、逢坂剛による累計200万部突破の警察小説「百舌（もず）」シリーズを、TBSとWOWOWの共同制作でドラマ化したもの。西島扮する警視庁公安部の倉木が伝説の殺し屋“百舌”を追う物語で、「海猿」シリーズの羽住英一郎が監督を務め、ギャラクシー賞月間賞を受賞するなど話題を集めた。
11月公開の劇場版で描かれるのは、高層ビル占拠と大使館襲撃という2つの大規模なテロ事件。西島秀俊、香川照之、真木よう子、長谷川博己、池松壮亮らドラマ版のキャストが続投するほか、犯罪計画を立案するブレーンの高柳役で伊勢谷友介、暗殺者の権藤役で松坂桃李が加わることに。さらにシリーズ最大の闇“ダルマ”と呼ばれる謎の存在を、ビートたけしが狂気に満ちた表情で演じ、主人公の前に立ちはだかる。
3月下旬に都内でクランクインし、4月初旬からは大規模なアクションシーンを撮影するため、フィリピン・マニラで約1カ月間に及ぶ海外ロケを敢行した。ひと足早く届いた場面写真からは、爆破シーンのすさまじい迫力が見てとれる。
「劇場版 MOZU」は11月7日より全国ロードショー。
西島秀俊 コメント
TVシリーズを応援して下さった皆様の力で、MOZU映画版の撮影がついに始まりました。現場は熱気と気迫に溢れ、フィリピンロケでは全スタッフが文字通り命懸けで撮影しています。
また、シリーズに登場した素晴らしいキャストに加え、新たに驚くような共演者を迎える事になりました。特に
きっと観客の皆さんに驚き、楽しんでいただける作品になると思います。どうぞご期待下さい。
ビートたけし コメント
自分の好きなアメリカのサスペンスドラマに似た展開で面白いと思い引き受けた。
西島君は、おいらのラジオ時代からの熱狂的ファンで、共通の趣味もある。
気の合う相棒みたいなものだから、楽しい現場になりそうだね。
伊勢谷友介 コメント
MOZUは昨今珍しいくらいハードボイルドが極まった作品だなと感じます。今回私が演じる高柳は自分自身を必要悪として認識し、全てを凌駕する能力の高さと強さを持った完璧主義者です。自分自身とは全く違うキャラクターなので、チャレンジしがいがあります。監督が選んだフィリピンのロケ地の建物や雑踏、溢れる人から生まれるカオス的、退廃的な雰囲気がこの映画に力強さを加えていますね。
松坂桃李 コメント
ダークな役をやりたいと以前から思っていたので、今回の権藤という男は演じていて非常に楽しいです。撮影中に顔に血飛沫があがる場面があったのですが、テンションがものすごく上がり、興奮しました。
非日常的な役どころなのもありますが、自分の違った一面を引き出してもらったような気がします。
ドラマ版を見ていて、迫力あるアクションシーンに目を奪われたので、今回、羽住組に参加し、存分にアクションを堪能できて幸せでした。
映画版は更にスケールアップしているので、また違った楽しみ方ができると思います。
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- 「劇場版 MOZU」公式サイト
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てれびのスキマ／戸部田 誠 @u5u
松坂「ダークな役をやりたいと以前から思っていたので、今回の権藤という男は演じていて非常に楽しい」／「劇場版MOZU」ビートたけしがダルマ役を怪演、伊勢谷＆松坂も参戦 - 映画ナタリー http://t.co/AcYTEmZpsh