スープとイデオロギー

あらすじ・ストーリー　ヨンヒの両親は朝鮮総連の熱心な活動家だった。父親の他界後も北朝鮮へ送った3人の兄に仕送りを続ける母を、ヨンヒは内心責めていた。そんなある日、母親が済州4・3事件を語る。それを聞いたヨンヒは、アルツハイマー病の母親を、済州島へ連れて行くことに。

解説　『かぞくのくに』など、自身の家族と北朝鮮の関係を描いてきたヤン ヨンヒが、韓国現代史のタブーとされている、“済州4・3事件”を経験した母の姿を追ったドキュメンタリー。アルツハイマー病を患い、記憶が少しずつ消えていく母親が、自身の体験と抱えてきた秘密、“北”を信じ続けた理由を明かしていく。ナレーションを務めるのは監督自身。

スタッフ	監督：ヤン ヨンヒ

「スープとイデオロギー」予告