第20回手塚治虫文化賞の記念イベントと贈呈式が、本日5月29日に東京・有楽町朝日ホールにて開催された。
第1部のイベントでは、
その後は受賞作の贈呈式へ。選考委員のあさのあつこは大賞に選ばれた
同じく大賞に選ばれた
壇上では、4名の作家がそれぞれ受賞についてコメント。大賞を受賞した「鼻紙写楽」の一ノ関は、どのようにマンガを作っていくかを小説家や映画監督、演出家などといった言葉で例えながら順を追って説明していく。そして最後には「私の原稿を長年待ち続けてくれた編集者の皆さんの忍耐と辛抱と奔走が、この『鼻紙写楽』を世に送り出してくれました」と感謝を述べた。
同じく大賞を受賞した「よつばと!」のあずまは、編集者や印刷所へ締め切りを守れなかったことを謝罪しながら、読者にも「お待たせしてすみません。この次もたぶん待たせます」と苦笑いで告げる。続けて「選んでいただいた選考委員の方々もありがとうございました。今後もこれを励みにがんばりますので、応援よろしくお願いします」とメッセージを残した。
「町田くんの世界」で新生賞を受賞した
短編賞に選ばれたのは、
特別賞には10年にわたり博物館と図書館の両面からマンガ文化に貢献したとして、京都国際マンガミュージアムが選出。壇上には館長の養老孟司が登壇し、「京都市と京都精華大学、地元の方のご協力で成り立っているミュージアムでございます。今後ともよろしくお願い致します」と締めくくった。イベントの最後には受賞記念トークとして、京都精華大学学長も務める
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